約 3,170,684 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24278.html
登録日:2013/10/15 Tue 22 22 51 更新日:2024/08/05 Mon 08 27 10 所要時間:約 21 分で読めます ▽タグ一覧 BASARAシリーズ CAPCOM CROSSWISE アークシステムワークス アーケード オクラ カプコン ゲーム ゴリラ バナナ フルマラソン 世紀末 反復横跳び 宇宙旅行 戦国BASARA 戦国陸上 格ゲー 格闘ゲーム 永パは手段 無法地帯 『戦国BASARA X(クロス)』とは、3Dアクションゲーム『戦国BASARA』シリーズを原作とした2D対戦型アクションゲームである。 開発はアークシステムワークス。担当はかの『AC北斗』を生み出した、いわゆる北斗チーム。 ●目次 【歴史】 【援軍システム】【援軍関連システム】 【共通システム】 【永パ】永パの種類(+α) 【操作キャラ】伊達政宗 真田幸村 前田慶次 上杉謙信 お市 長曾我部元親 豊臣秀吉 織田信長 本多忠勝 毛利元就 家庭用専用キャラ片倉小十郎 竹中半兵衛 【歴史】 カプコンとアークのコラボ企画として話題になるも、題材と担当が明らかになるや、始まる前から不安に包まれる(特に担当チーム)。 その後ロケテストの時点で北斗を超える異常性を躊躇なく発揮、生まれる前から伝説となる。 ただ、そのロケが長引いたために稼働が闘劇に間に合わないと言う悲劇が起きた(代わりに北斗が選ばれた)。 稼働後も、一ヶ月も経たず画面外へ飛び立つ永パ「宇宙旅行」が発見されて以降は完全にクソゲー認定。 原作の購入層とされる腐女子も寄り付かず、あまりの過疎に筐体撤去が進んだ(入荷自体抱き合わせ商法の賜物だが)。 と、こういう有り様なので一時は完全に世間から忘れ去られていた…… しかしそんな中でも極一部のプレイヤーは研究を続け、遂に本作にも独自のゲーム性が成立することが判明。対戦ゲームとして息を吹き返した。 まあ「百烈」が発見されたのにそこから一周回って神ゲー(異論は認める)になった北斗のようなものである。 現在も極度の過疎ながら各地で対戦が行われている。 そうしていつの頃からか、画面狭しと飛び回るキャラを見て人は本作をこう呼ぶようになった。 戦国陸上、と。 尚、闘劇'10にも選ばれておりそこでも好評(?)を博した。 【援軍システム】 キャラごとに固有のアシストキャラを呼び出す本作最大の目玉。 ガード硬直中以外なら原則的に本体が何をしていても使えるため、コンボ、盾にして接近、硬直のフォロー、バックステップや受け身からの反撃など用途は多岐に渡る。 援軍の駆け引きこそが、本作をただの永パゲーから奥深く面白いクソゲーに昇華させたと言っても過言ではない。 本作のキャラの強さは「本体性能+援軍」というよりは「本体性能×援軍」といったニュアンスが強く、これを駆使することで大いに戦場が荒れまくるので本作では1試合に幾度も事故が発生する。 単純な立ち回りの強さは当然として、どれだけ事故らせやすいか、事故に強い、事故をいかに少なくできるかも他の格ゲー以上に重要な指標となっている。 横orN要素を入れると対地援軍、下要素で空中ガード不能の対空援軍になる(色々例外あり)。 前要素を入れると援軍が相手をサーチする(例外あり)ので、3援軍の圧力はかなりのもの。 援軍を使用するには援軍要請→しばらくして到着という手順を踏む。要請は最初から可能。 援軍にはレベルがあり、簡単に説明すると、 1~49、50~99、100の三段階で性能が変わる。 レベルは時間でのみ上昇する。レベル上昇速度はキャラ毎に異なる。 援軍要請後もレベルは上昇するが、要請前の方がより数倍速く上昇する。 同じ性能帯でも高レベルで要請した方が援軍ゲージの回復が速い(これは援軍カウンターなどでレベルが減った場合にも言える)。 レベル17(51)から2(3)回連続で援軍を使えるようになる(元親、元就、忠勝は特殊)。 信長、真田、慶次はレベル100になるとコンボに支障が出る場合がある。 と言った感じ。 「援軍を連続で使える」と言うのは援軍を使った後、援軍が背景に帰る前なら再度援軍を動かせると言う意味。 背景に帰った後は、消費した援軍ゲージが回復するまで使用出来ない(元就のみ例外)。 ちなみに正確には(100−要請レベル)が3回連続で使えるレベルになる。 51要請なら49レベルから、100要請なら全レベルで3回連続使用可能。 話が先走るが、援軍カウンターを見据えた場合65(もしくは80)要請には特別な意味があることになる。参考までに。 【援軍関連システム】 援軍カウンター やられ中に援軍を呼ぶと、相手の攻撃に自分の援軍が割り込んでコンボから抜け出すことが出来る「援軍カウンター」が発動する。 ただし発動にはゲージを1本使い、かつ援軍レベルが30低下するペナルティが与えられる。 2回目以降は使用ゲージも増え、最大4本まで吐き出してしまう(1本あれば使用自体は可能)上、カットインの時間も延びる。 更に成否を問わずしばらく援軍は使えなくなるので非常にコストの高い行動になっている。 援軍カウンターからコンボが続いている場合、その間はずっと援軍が呼べなくなるので場合によって確殺可能(出来る状況・キャラは少ない)。 援軍ブロック 援軍カウンターのカットイン中にカウンターされる側(つまり攻撃側)が援軍を使うと「援軍ブロック」が発動する。 ゲージを1本消費するが、成功するとカウンターを無効化した上で相手は補正が切れた状態でしばらく硬直し、自分の援軍ゲージは全回復するので大幅に有利な状況になる。 援軍カウンターのカットインについては、1回目の援軍カウンターは見てから反応するのはまず不可能(そのためタイミングを読んでブロックする)、 2回目以降は格ゲーに慣れたプレイヤーなら見てから反応することも問題ないほどにカットインの時間が延びる。 【共通システム】 ゲージ関連 体力ゲージはヴァイタルソースが残る形式。 回復可能部分は一定時間地上にいると徐々に回復していく。援軍アタックによって多く削ることも可能。 先述したコンボ補正により、コンボを繋げていくと多くの場合最終的に実体力へのダメージが0になり、それ以降のダメージが全部ヴァイタルソースとなる。 パワーゲージは原作と同じバサラゲージ、5本までストック可能。 BASARA技以外にも、後述のパーフェクトガードやガードキャンセル、援軍カウンター等でも使用する。 ガード関連 通常ガードの他、直前ガードにあたるジャストガード、ノックバックの増加と削りダメージやガードゲージ減少を防ぐパーフェクトガード、 パーフェクトよりもさらにノックバックが増加するジャストパーフェクトガードがある。 ガードキャンセルももちろんある。 無敵時間があるので切り返しとして問題なく使えるが、使用するとバサラゲージ1本とガードゲージを半分消費するのでコストは高め。 スタイリッシュポイント 試合中に特定の行動をすることで加算されるポイント。 加算されるとバサラゲージの増加率にプラス補正がかかる。 また、100%分まで溜まるとバサラゲージ横にある一撃アイコンが点灯し、一撃BASARA技を使用可能になる。 ↓ポイント増加行動の一例 ファーストアタック 援軍レベル30以下の低レベル援軍要請 ジャストガード成功 BASARA技でKO 吹っ飛ばし攻撃 相手を吹っ飛ばして壁バウンドさせる。ヒット時に特殊ダッシュで追いかけて追撃可能。 タメが可能で、タメるとジャストガードでしかガードできなくなる上にヒット時のやられが壁貼付けに変化。 また、一部の技にもこの性質を持つものがある。 エリアル攻撃 相手を上空にカチ上げる。ヒット後にジャンプ入力すると相手を追いかけるエリアルジャンプが出る。 通常のジャンプ攻撃よりもチェーンルートが増えるので多く追撃が可能。 上半身無敵があるので対空としても機能する。 また、エリアルジャンプ中には相手を地面へ叩きつけるエリアルスパイクも出せる。 BASARA技 超必殺技。バサラゲージを1本消費。 援軍に対するアーマーがあり、援軍カウンターされても潰されないのが強み。 全キャラ共通で236236Cと214214Cの2つを所持しており、236236のものは特定のタイミングで援軍を呼ぶとゲージをもう1本と援軍ゲージを全消費して相手のヴァイタルソースを大幅に削れる「援軍アシスト」が発動可能。 援軍アシストは使用キャラの援軍が複数人の場合、通常の援軍アタックで攻撃しない側が参加もある。 一撃BASARA技 一撃必殺技。一撃アイコンが点灯している状態で使用可能。決めると背景で流れる音楽(戦国BASARA1主題歌『CROSSWISE』)から「オーモーイーガー」と呼ばれることも。 同じ開発元のギルティギアシリーズと同じく一撃必殺準備が必要だが、準備さえしていれば北斗同様にコンボに組み込めるので実戦でも結構見かける。 ただし一撃BASARA技は援軍に対するアーマーが無く、見てから容易に援軍カウンターで潰されてしまうのでカウンターが使える状態だとコンボに組み込んでもまず決められない。 またコンボ中に準備を発動すると即受け身を取られてしまう。例外的に吹っ飛ばし攻撃の吹き飛び中は準備しても受け身を取られない。 アナザーモード キャラセレクトでスタートボタンを押しながら決定するとこのモードになる。 アナザーモードでは援軍カウンターのコマンドが8or9Dに変化する。 8版は援軍を含む最後に本体を攻撃したキャラ、9版は相手の本体をサーチする。 援軍カウンターが暴発しづらくなるので、対戦においてはアナザーモードの使用が定石となっている。 手出し無用宣言 援軍到着後に使用可能。使用すると自発的に援軍を使用禁止にする。 スタイリッシュポイントが加算されるが、試合中は援軍が使用できなくなる。 本作における最上級の舐めプなので特殊ルールの対戦会以外の実戦で使う者はまずいない。 【永パ】 本作の花形である、永パこと永久パターン。 格ゲーを知らない人に説明すると主に「攻撃側がミスをしない限り延々と攻撃を当て続けられるコンボ」であり、いずれは相手を倒しきれるため事実上即死コンボと同義である。 しかし本作では一般の永パとは少し意味合いが異なる。 体力が高めな上に、コンボのダメージ補正もかなりきつめで(*1)、10ヒットもするとほぼ減らなくなる。 そのため永パした所で全然ダメージが入らない(真田と慶次などを除く、理由は後述)ので中々相手が死なない。 永パに移行した際の体力差によっては、「このまま永パを続けてもタイムアップまでに相手の体力を自分以下にできないので永パしてると負け確」なんてことも。 つまり戦国BASARA Xおいては「永パ=勝ち」ではない、と言うこと。 更に本作では援軍カウンターで永パから抜ける事が可能になっている。 ただし援軍カウンターは常に出せるわけではなく、ペナルティもありゲージなども必要。 よって本作の永パは勝ちを決めることが主目的ではなく、主に援軍カウンターを強制させて多対一の状況を作り出す・相手のゲージ状況を悪化させるための手段とされる。 敗北確定でなければ、援軍レベルのためにラウンドを犠牲にすることも一応多い。 永パの種類(+α) 戦国反復横跳び 吹っ飛ばし攻撃等で壁張り付けを誘発した状態で、ジャンプ攻撃で追撃→裏回りからまたジャンプ攻撃で追撃~を繰り返すもの。 忠勝を除く全キャラで可能、移行パターンや難易度も多岐に渡る。基本的には援軍や超必が必要となる。 通常攻撃がメインなのでこれで倒しきるのは厳しい。 コンボ中に援軍を組み込んでスタイリッシュポイントを稼いだり援軍レベルを維持したりすることもできたりする。 戦国フルマラソン ジャンプ攻撃で往復する反復横跳びに対して、こちらは地上で往復する。 こちらは攻撃回数が多めな上に最低保証ダメージの高めな必殺技も適度に組み込めるのでダメージ効率が高く、永パで倒しきることも珍しくない。 地上にずっといる為にヴァイタルソースがどんどん回復していくという利点すらある。 しかし、技性能に左右されるため、選ばれたアスリートである幸村、毛利、秀吉にのみ許された永パ。 毛利はこれを一歩も動かずに行う戦国ゴールインによってゲージ回収も可能。また、一撃必殺準備を組みこむことも可能。 戦国走り幅跳び 慶次専用の種目でフルマラソンの亜種。 恋の峠越えが大きく移動しながら相手を攻撃する技のため、これを用いて画面を往復する。 とにかく必殺技を当てる形となるので通常のフルマラソンよりも高火力。 安定を取るために片側は普通に走ってもう片方で幅跳びする場合も多い。 戦国宇宙旅行 31ヒット以上稼いでエリアル攻撃をヒットさせると攻撃ヒット時の浮きが相手の落下を上回るようになり、攻撃し続けるとお互いがどんどん上昇してしまう。 この上昇によって画面外まで到達することを大気圏離脱とも呼んでいる。 こちらも反復横跳び同様通常攻撃がメインなので、倒しきるのは難しいのだが…離脱後は援軍カウンターが届かないキャラがいたりするので、相手と体力差次第では永パに入った時点で勝ち確になることもある。 可能なのは信長、謙信、秀吉、元親の4人だけという過酷な種目。ただし元親は実戦では非現実的。 理由としては、エリアルで浮かす必要があることとコンボ時間が長くなると繋がらなくなったりするためで、例えば反復横跳びでヒット数を稼いでから宇宙旅行というのはできない。 信長・謙信は移行してしまえばBとCを同時連打しているだけでJB~JCのチェーンが最速で繋がるため、ボタンを連打しながらティーブレイクまで可能というおまけつき。 フンフンディフェンス お市限定の永久連続ガード連携。元ネタは桜木花道。キャラ限定。 相手の対応によってお市側の操作や判断が忙しくて難しいものの、完全に決められた場合、始動技をガードした時点でまともな対策がなくなる。 一応近距離ならガーキャンでも切り返せるが、離れた位置から決めることも可能。 対応キャラは迂闊にガードすると体力を削られた上でガークラ→即死に繋がるため、お市戦でガードより喰らい逃げの方が安い(各種状態異常+約8割のダメージ)とか言われる最大の元凶。 戦国胴上げ お市限定の種目。 ループコンボではあるが永パではなく即死コンの類。また、早めに防御低下が付かなかった場合は即死にならない(多分6~8割程度になる)。 キャンセルし続けると根の国モードが途切れないことを利用して、画面端で根の国の攻撃を当て続ける。 その様子が根の国の人達が敵を胴上げし続けてくれている様に見える。 状態異常の中に援軍禁止・防御低下がある上に攻撃力も凄まじいのであっという間に相手は死ぬ。 吹き飛ばした後どうする?相手を動かして胴上げすればいいじゃない!という発想から『戦国フリスビー』という亜種も生まれ、 そこから吹っ飛ばした相手を追いかけることで更に活用範囲を広げた『戦国ストーキング』も生まれた(こちらは条件がきつく高難度なので実戦ではあまり見ない)。 【操作キャラ】 毛利と伊達以外は全員がほぼ横並びのパワーバランスになっており、その中では真田が頭一つ抜けて最強(毛利以外の全キャラに有利)とされる。 また伊達以外には強烈な個性があり、キャラによって狙いや動きは大きく変化する。 伊達政宗 援軍:片倉小十郎 原作主人公格である俺達の筆頭。 …なのだが、本作においては「伊達政宗(笑)」「農民」、挙句の果てには「バナナ」(*2)と呼ばれてしまう程の最弱キャラ。 飛び道具・対空・突進技完備と道着キャラを思わせるようなスタンダードなキャラだが、実のところはほぼ全てが低性能&没個性と全くいい所がない。 特に、対空のDEATH FANGは当てて反確と言う格ゲー界でも類を見ない対空技となっている(*3)。そして当然このゲームにおける反確=永パを喰らうと言う事なので……。 あと、二段技なのに一段目の判定が異様に狭いので、発生保障があるにも関わらず潰される。 一部からはあれは対空じゃなくてただのガッツポーズだと言われている。中にはガッツポーズに無敵があるとか強すぎだろという声も。 他にも「有利フレームを取れる通常技がない」「全体的に攻撃判定が小さい」「投げに無敵がついていない(=援軍に潰される)」「飛び道具が発生遅い・小さい・不利フレーム大きすぎ・カスダメージの四重苦」「こんなんなのに当たり判定は大きくキャラ限コンボを喰らう」などなど……とにかく弱い。 ただし、モーション自体は大変stylishでかっこいい。唯一の長所はかっこいいことと言われる。 あまりの弱さにAC北斗のジャギと比べられるものの、「ジャギ様は他が強すぎるだけで、伊達はそもそもゲームに参加できていない」と言われる始末。 上記の農民呼ばわりもそれが理由であり、戦に参加できておらず武将どころか足軽扱いすらされていないため(*4)。 一応援軍無しでの単体戦闘力は高めで、 全体的に割と素早い 全キャラ中単発ダメージ2位の5C 全ての通常技から出せて見切りづらくガードされてもジャンプキャンセルでフォロー可能な中段の6B ほぼノーモーションで発動し、横一直線に広い判定の一撃BASARA技・HELL END DRAGON PHANTOM DIVE(ファントムダイッ)が超Stylish などの長所も(一応)あるのだが、永パができて当たり前の戦国陸上ではそれらの長所も「だから何?」レベルである。 キャラ限かつゲージ消費もあるが永久コンボも一応は持っている。しかしそれも他のキャラがワンチャンスから永久コンボを決めて勝ち確に持ち込んでる中で、何度も読み合いに勝たなければならないわけで… 原作主人公格キャラなので何も知らない人は選んでしまうかもしれないが、 独眼竜一弱は伊達じゃねえ 最初にカーソルが合わさっている青いキャラは選ぶな 伊達が好きでどうしても使いたいなら止めないが、それ以外の奴は絶対に伊達を選ぶな 伊達政宗なんてキャラはいない。いないキャラは選んではいけない 全キャラ団体戦では伊達をいつ使うかが重要なカギ(スケープゴートとして) 大会のキャラランダムで伊達を引いた瞬間ギャラリーから「ざまぁ」の大合唱 有志のレシオ設定(*5)で当初はレシオ1だったが、レシオ1としてはあまりに弱すぎるのでレシオ0に変更された など悲惨な扱い。おとなしく他のキャラを選ぼう。 筆頭の名誉のために補足すると不利な相手はこちらも永パ対応だったり、圧倒的2位である真田幸村には6 4不利程度で済んでいる。 ガンガンゲージを使って体力を削っていく正攻法で攻める唯一のキャラであり、ゲージを惜しまず速攻でワンチャンをもぎ取り、 その後も真っ当に戦いつつ一撃必殺準備して、ヒット確認一撃必殺(※決まらない相手もいる)や一撃必殺ブッパも考慮にいれるのが主な勝ち筋であり、 リアル銭とリアルスタイリッシュゲージへの影響を無視するなら言うほどは酷い有様ではなかったりする。もちろん酷くない訳ではない。 とにかく立ち上がりが早いことが最大の特徴なので、性能に頼っただけの仕上がっていない毛利ならば、実戦値では案外そこそこ通用する場合も。 仕上がってる毛利は誰だろうと関係なく無理 ただ、後述する通りキャラ人口の多い秀吉相手がひたすら辛いのは如何ともしがたい所である。 真田幸村 援軍:猿飛佐助&武田信玄 筆頭のライバルポジションであるもう一人の主人公格。 ほぼ全ての面で最強クラスの性能を誇るスピードキャラで使い勝手が非常に良く、佐助も最強クラスの援軍。お館様?忘れろ。 特に地上ダッシュの速度はトップクラス(*6)。 ゲージ依存度も最も低い(毛利は例外)が、永久コンボが援軍に依存 ACでは援軍到着が最遅なことだけが弱み。 これに加えて援軍を使わない単体火力は最大火力は高いが実際は立ち回りの関係で低いことが多いことも相まって、速攻を決めたい場合でも1R目に相手の援軍ゲージを溜めやすい。 援軍さえいればどんな状況でも高火力の壁コン真田スペシャル(*7)を叩き込める。 対空から永パだっていける。 援軍レベル100だとコンボに支障が出るので上げすぎない様に注意されていた時期もあったが、 100対空佐助が非常に強力な対空・対地でも問答無用・ガードさせると大幅有利と強烈な上にコンボ始動としても極めて有能なことが判明したため、現在は状況に応じて51、80、100と自由に呼ばれている。 優秀な技が揃っている上に、喰らい判定も毛利ほどではないが小さめで、防御力も標準クラスであるため守りも強い。 当初は信長に対して不利だったが、研究が進んだ現在では毛利除く全キャラに有利と言われている。ただし毛利には序盤の立ち上がりの遅さの関係で平均よりきつめだろうか(※3R制以上なら平均以上)。 不動の第二位のキャラであり、何使うか迷っている初心者を見かけたら「とりあえず真田でいいんじゃない?」みたいにお勧めされる。 使用率もかなり高いせいか、時には蛇蝎の如く嫌われている場合もある。 あと援軍で出てくるお館様がうるさい。 前田慶次 援軍:前田利家&まつ 長いリーチの牽制で立ち回るキャラ。コンボの関係で援軍レベルを100にならないように気を付けられているキャラの一人。 当初は筆頭以上の最弱キャラと言われていたが、恋の峠越えで往復する高火力永パ「戦国走り幅跳び」が発見されて無事に最弱を返上した(*8)。 全キャラ中で唯一ガードキャンセルの吹っ飛ばし距離が短く、ダウン追い打ちが間に合うという強みがある。それを利用したガーキャンからの永パが唯一可能。 またくそ長い牽制からの永パも可能と他キャラでは不可能且つ実用的な永パチャンスがあることからも援軍到着後からは決して油断できないキャラとなった。 後、喰らい判定が何か変。毛利みたいに意外と小さいのではなく何か変なのである。 ロケテ段階では一目惚れぶっぱで5割吹っ飛ばすというキャラに違わぬ傾奇ぶりを見せてたのを修正されたため 「祭り本番で自重させられた悲しい男」と揶揄されていたがが上記の通りなんだかんだ自重できなかったようだ。 ただし、上位キャラである忠勝や使用率の高い秀吉相手にも有利が付くなど、相性次第で相手を喰えるだけのスペックはあるのだが、 ダッシュではなくステップで微調整が効かない、バックステップの無敵が短い、いくつかのキャラと絶望的に相性が悪い、 そもそも立ち回りが弱い強くはない、永久コンボが難しめなど……癖が非常に強い。 先ほど有利が付くとは述べたが、お互いに自分からは攻めにくい対秀吉戦ではお互い援軍レベルが溜まるまでじっとしている、格ゲーとして何かがおかしい状況に陥ることも珍しくない。 宇宙旅行を決められて大気圏離脱されてしまうと、援軍カウンターでも抜けられなくなってしまうのも痛い難点でもある。 確かに最弱ではないのだが圧倒的第二位(下から数えて)であり、強くなるまで相当なやりこみも必要なことから使っているとマゾプレイヤー扱いされることがよくある。 なお間違いなくスペック自体は伊達より上なのだが「判定の貧弱さや立ち回りの弱さをリーチの長さでフォローする」という性能が、ことごとく毛利の性能に潰されまくる上に、オクラの食らい判定が小さすぎてこちらの主力コンボが途中でスカるため、毛利への詰み具合は伊達以上。 本作屈指の詰みダイヤとされる。 そのおかげで一番有利に戦える忠勝に対して8 2で有利、一番苦手な毛利に対して1 9(人によっては-1 11)で不利と、詰みダイヤも詰まされダイヤも持つ色々両極端な奴である。 上杉謙信 援軍:かすが 相手の技の発生を倍化させる凍結能力、速度が速め、技性能も強めと軍神の名に恥じぬ最強の単体性能がウリのキャラ。 特にJCの性能が 発生5Fで全キャラに対して昇り中段になる 攻撃判定・与ダメージ・受け身不能時間が異常 ↑の強判定のおかげで空対空・空対地・コンボと何にでも使える …とイカレている。 挑発コン以外の永パ難易度は最も高いが、後述の様に当身から単独宇宙旅行が出来るので開始早々に1R先取が決まることもままある。 当身自体も前に出ながら発生も悪くないので、相手からすると特に援軍の居ない序盤だと非常にやりにくい相手となる。 最初に宇宙旅行が発覚したキャラでもある。つまり戦国陸上の元凶。 挑発にも攻撃判定があり、宇宙旅行のレシピも【当て身成功時の強化状態で吹っ飛んだ相手に挑発~ダッシュ挑発~×nでコンボを稼いでエリアル当てて宇宙へGO】というものであった(*9)。 なお、当身そのものの性能も高めな上に、普通は援軍などの準備が整っていないと永パ出来ない・即死コンもないので、シャレにならない確率で宇宙旅行する姿を見かける。 かすが自体の性能が低めなせいで中堅程度の扱いになってしまったが(*10)、通常の立ち回りも自身の性能の高さから自身の攻めや対空などが尋常ではなく強い上、 一度攻撃が入ればそのまま凍結を入れてコンボを〆て相手をスローにさせて圧倒的優位な読み合いチャレンジに持ち込み、更に攻撃が入れば(以下略)。 そこに更にかすがを利用して、自身の速度と技を利用してガンガン見えない表裏を択る光景をよく見るのに絶対的中堅(最初期はトップだった)なあたりにクロスの業の深さが垣間見える。 「あれだけ伸びた慶次が、援軍と永パが弱い謙信を未だに追い抜けない」と言われるなど、未だに本体性能は驚異の一言。 ロケテ段階では2Aが中段というわけのわからない仕様だったことは有名。 お市 援軍:浅井長政 モードチェンジと状態異常だけを狙う超ワンチャンキャラ。 自身が紙な上に立ち回りもさほど強くないのだが、単体でも即死させかねない驚異の逆転力を持つ。 「開け根の国」(通称「開国」)を使用して魔の手モードに移行すると相手に状態異常を付与する攻撃が出せるようになる。 状態異常は攻撃がヒットした際にランダムで付与される。前述しているが早い段階で防御力低下が付けば即死も狙える。 おまけに上記の通り自身も紙なので、勝とうが負けようがあっという間に試合が終わるので、ゲーセンのインカムにも優しい(プレイヤーには厳しいが)。 また、状態異常の中には援軍要請不可の効果もあるため、早めに援軍カウンターしない場合すぐさま脱出不可能となる。 前述のフンフンディフェンス、戦国胴上げ、戦国フリスビー、戦国ストーキングと言った独自の派手な連携を多々所持しているため、 女性キャラということもあってギャラリーを沸かせるにはうってつけ。パンチラもあるよ! ただし、根の国モードの操作性は独特で、こちらはこちらで使いこなすことは非常に難しい。 ちなみにAC版には根の国の攻撃に当身してスカった場合にキャラがフリーズするバグがあり、筐体フリーズ以外何でも有りのルールなら意外とバナナにやられる姿もよく見る。 長曾我部元親 援軍:長曾我部軍兵士&カラクリ兵器 援軍要請後に特定の技で相手を攻撃したりステージに出現する宝箱を破壊して集めた金で毎回ロボットを買わなければならない特殊キャラ。 生産コストが安く到着時間も早いので破壊されてもガンガン呼べる上に、必殺技には強かったり一部キャラとの相性が極悪な「仁王車」、 呼び出した後の待ち戦法でほぼ全キャラに対して有利になり、一部のキャラに至ってはやはり詰ませられる「木騎」 といった特徴の違う援軍を使い分けることが可能。滅騎は…モテたいから使われたりする。 援軍のいない状況が長くなることが多い代わりにロボの攻撃は発生保証付きなので、不安定な部分もあるが一度波に乗れば非常に凶悪。あの毛利さえも食いかねないほど。 相性の関係で木騎の姿が目立つものの、仁王車が苦手なキャラに至っては実戦値では毛利の方が全然マシなのでは?と思えるほど一方的な戦いを強いることが出来る。 具体的には仁王車を破壊しにくい・仁王車の攻撃速度が速いので何をしても潰されやすい・苦労して破壊したところですぐ低コストで呼び出され登場も早いことから、特に織田兄妹にとっては相性最悪。 仁王車を苦手としていない者の特徴は、破壊するのが簡単だからというシンプルな理由であり、こちらに該当する者の方が多い。 本体性能も、 2回出せる空中ダッシュ 一部の補正を無視するJ2B(通称「戦国ホッピング」) 弩弓を利用した金稼ぎもできるループコンボのサマーループ 等、判断や操作テクを要するが独自の強みがある。 他にもやたら早い上にモーションが非常に紛らわしい中段、高性能な技の数々、逃げ性能の高さ、切り返しに優秀な超必(五羅)が決まれば状況次第でそのまま永パなどの地味に凶悪な要素も揃っている。 欠点らしい欠点は援軍が居ない場合は切り返し手段が乏しくゲージ依存が激しい程度。 キャラ相性としては毛利・真田以外に相性の悪い相手はほぼ居ない。 ロボを壊すことが得意で木騎をゴミクズのように消す忠勝もきついが、逆にこちらも長時間拘束コンボで家康誘拐に持ちこみやすいのでそこまで大きな相性差はない。 また、最初の援軍要請から到着までの時間が全キャラ中最短でもある…けど、メインはあくまでロボであり、野郎共単体では意味ないんだけど。 要するに援軍呼び出し関連の不安定さのみが弱点と言っても過言ではない。忠勝がきつい理由も「ロボを壊されて援軍カウンターが不可能」な状態が長くなりやすいため。 細かい点でも、KO後やタイムアップ時にロボ生産要請をすると所持金を消費することなく次ラウンドですぐにロボを使用可能になる「万引き」というバグテクニックもある。 ただし、特定のタイミングでこれをやると試合中にロボ生産が出来なくなってしまうバグもあり、こちらは「補導」と呼ばれる。 同キャラ戦では、お互いの呼び出したロボ(特に木騎・滅騎)で処理落ちが頻発。 加えてそのロボを退場させるためにお互い必死の破壊工作をするため戦国ホッピングアクション化しやすい等、泥試合になりやすい。処理落ちが酷くて永パも無理だし。 豊臣秀吉 援軍:竹中半兵衛 デカくて固くて遅いパワーファイターの投げキャラ。通称は「ゴリラ」、または「ゴリ」。 典型的な一発逆転・荒らしキャラだが援軍が重要なキャラでもあり、BASARAの基本を学ぶのに最適。コンボも比較的簡単なので初心者にもオススメ。 (1強1弱を除けば)信長に対する元親、忠勝に対する慶次のように上位キャラであっても天敵になりうる中堅~下位キャラがいたりする相性ゲーである本作において、極端な有利不利が付かず安定して戦えるため真田と並んで使用人口が多い。 キャラ限だがコマ投げの灰塵乱渦や天地葬送を利用した独自の永パもある。さらには戦国陸上も三種目全て可能。 通常の立ち回りはのろいせいで弱く、援軍レベルが溜まるのも遅めだが、援軍性能が非常に高性能。地味にバックステップもかなりの高性能。 そのため、援軍が来るまでは風貌に合わずじっと耐えている姿を見かけることも多い。 補正を切りながらコンボ続行してしまう本当の補正切りコンや、 相手を地面に埋めた後は、安定はしないものの受け身を狩ってダブルアップが可能だったりする辺りもおっかない。 ゴリラなので火力が高いというか…最低火力が他キャラより高めに優遇されていたりもする。 頭の悪い名称だが「超投げ半兵衛」という暗転を利用したチート的な行為も可能(フレーム有利があれば確反を狙える上、投げを喰らうと大ダメージ)。これを喰らって近距離ならそのままコンボに。 ちなみに援軍カウンターを喰らった後は復帰するまで援軍カウンターを使用できないという仕様がある。 同キャラ戦で永パ中に援軍カウンターを喰らい、そこから永パをやり返すことに成功したら完封可能。 そのため、先に永パした方が負けという事態になることがある。意味分かんねぇよ! 前述した通り立ち回りそのものは弱いためダイヤグラムで大きく有利を取れる相手は少ないものの、基礎火力の高さと被ダメージ率0.8倍というフィジカルお化けぶりと援軍の半兵衛のハイスペックさが理論値の不利を補っており、ワンチャンから一気に永パに移行し逆転することができる。 つまり理論上とは違う実戦値、言い換えると荒らし性能が高い。 よってその荒らし性能の高さで理論上の不利をぶち壊して勝利をもぎ取るのが魅力のキャラなのだが、伊達戦だけは別で立ち回りの時点で他のキャラ以上にガン有利。 暴力的な判定を持つJCの飛び蹴りをぴょんぴょんしながら繰り出してるだけで伊達は何もできなくなってしまい、そうやってるうちに秀吉側に援軍が来て終わる。 理論的にもそうだが「伊達が少ないチャンスを生かして頑張って叩き込んだチェーンコンボと秀吉が無造作に放っただけのJC一発が同じくらい減る」という、何かが間違っている悲しい光景が繰り広げられる。 一応伊達側にも秀吉に刺さる実戦レベルの永久コンボがあったりするのだが、秀吉側の耐久力の高さと本作の仕様のせいで時間稼ぎにしかならない上に、 よりによってそのコンボが左端限定始動なので、秀吉サイドからすると右端で後ろにバッタしながらJCを繰り出し続けるだけで筆頭は何もできなくなって涙を呑むことになる。 ガチ勢によると「秀吉のJCを対策しようとした伊達プレイヤーが、トレモで秀吉にJCだけ連打するよう設定して対策法を模索していた所、結局何もできずそのままトレモ秀吉のJCだけでパーフェクト負けをした」というあんまりな逸話もある。 そして動物園のごとくそんなゴリラを遠くで眺めていると、そのうち援軍が来て逆に政宗限定コンボを叩き込まれて死ぬ。 この有り様から闘劇出場者の某プレイヤー(ゴリラ使い)曰く、 「限りなく詰みに近い五分」。九割五分:五分じゃないよね? 余りにも一方的すぎるせいで「負けたら切腹的な意味で秀吉の天敵は伊達」などと言われることすらある。 織田信長 援軍:森蘭丸&濃姫 援軍を使わずに永パが出来る数少ないキャラ。 慟哭スル魂で魂を付与すると効果時間中あらゆる通常攻撃を地上・空中問わずジャンプ・ダッシュキャンセル出来るようになるため、端に追い込んだ時のラッシュが強烈。 状況によってはそのままガークラに持ち込めたり、空中からの攻めが非常に見えづらかったりととにかくやばい。 また、専用技により全キャラ中唯一ノーゲージのガードキャンセルが可能。相手の技(使用ボタン)を知らないといけないけど。 後述の黒ワキガをコンボに組み込むことであっという間に6~8割程度削ったり(流石にヴァイタルソースは大幅に残る)、そのまま宇宙旅行も可能。 単純な爆発力に関してはお市ぐらいしか並ぶものがいないので、残り時間が短く相手の体力が多く残っている状態でも逆転に持ち込みやすい。 逆転力・決定力は素晴らしいの一言だがコンボ難易度も激烈に高く、そのあまりの操作の前にコンボ練習で必ず腱鞘炎になると言われるほど…というかなる。 しかもダウンさせないと魂を付けることは難しいのだが…通常時の単体性能は色々技は揃ってはいるもののあまり強くはない。 また、魂周回時に一定時間が経過、もしくは攻撃を受けると原作同様に魂の反乱を受けてしまう。状況によってはそこから逆に永パへご招待されてしまう。 レバテクだけでなく魂の管理と体調や指・腕・レバーの管理も他キャラ使いよりも考えなければならないので一朝一夕には扱えない上級者向け。 援軍も100にしてしまうと宇宙旅行が難しくなるので、100にしないように注意する姿をよく見かける。 「ピザマヨッ!(邪魔よ!)」とか「テンカフブゥ(天下布武!)」とか「ウォォロカナリィィ!(愚かなり!)」等、御大の熱演もあってかセリフが耳に残りやすい。 余談だが、 慟哭スル魂は「赤ワキガ」(魂周回中に可能なジャンプ・ダッシュキャンセルは通称「ワキキャン」) 死ニ至ル病は「黒ワキガ」 慟哭~で付与する魂を「タン」 等、信長自身が中年のオヤジみたいに見えることもあってか関連用語も汚い表現が多い。(*11) 本多忠勝 援軍:徳川家康 殆ど対処不能のループ起き攻めが最大の強み。永パがないのに強キャラ。相性はホンダム。 ファンネルやガードポイントを駆使した立ち回りも強烈で、バナナとかには滅法強い。元親との相性が悪くないというのも珍しい。 他方、妙な喰らい判定のせいで主力コンボがスカりやすく技相性も悪い慶次が厳しい一面も。 デカキャラなので共通コンボがまともに入らないことも多い。 しかし、援軍の家康が稀によく誘拐(*12)され、しかも自身で助けないといけないことが致命的な弱点。 相手の永パが決まった時に誘拐されると基本敗北確定…そもそも誘拐されなくても大気圏離脱されると家康だと宇宙旅行を妨害できなかったりもする…。 つまり相手の宇宙旅行に連れ去られる→家康が届かない→そのうち家康が誘拐される、という流れがよくある。誘拐最中ももちろん援軍不可。 誘拐されるとそこから30カウント近く経過しないと帰ってこない上に、ラウンドを跨いでも誘拐状態維持という本当に致命的な状態になる。 そして援軍は立ち回り強化やループ起き攻めの為に必須である(溜まる速度は早め)。 援軍レベルも100を維持することが極めて重要で、援軍カウンターなどでレベルが下がると途端に脅威度が落ちる。 こうまで不安定で永パもないのに強キャラと評される辺り、ループ起き攻めなどの凶悪さが伝わるだろう。 タスケテクレー!タダカーツ! と言われるが助けてほしいのは間違いなくこっちであろう。 バグの宝庫としても名高く、バグに関しては完全に一強である。 ロケテ段階では彼を選んだだけでフリーズを起こしていた。 ACでもPS2版でもどんとこい…その数は他の格ゲーにこれほどバグのあるキャラ居る?って言えるレベル。 毛利元就 援軍:毛利軍兵士 格ゲーの歴史に名を刻んだ次元の違う強さを持つ完全無欠の戦国武将(オクラ)。またの名を戦国陸上名誉顧問。 全キャラに7:3以上有利とされている。 体力とゲージを回収する即死コンボ、通称「戦国ゴールイン」は一歩も動かない永パと言うことで各所に衝撃を与えた。 その次元の違いは全キャラ最速の援軍レベル上昇速度に始まり… 他キャラは連続攻撃回数が2~3回程度なのに唯一最大で6回まで連続で呼べる援軍 単純に攻撃判定が強い上にワンコマンド・ノーモーションで出せ、攻撃判定が出てから2F本体無敵、更に1F発生保証が付くため止めるのが不可能な万能援軍 「令 槍兵前進」(*13) 起爆部分がガード不能且つ持続10Fで、援軍を絡めれば簡単にガー不連携が可能な設置技「先の手「発」」(*14) 明らかに見た目に合わない、意味不明なほどに小さい喰らい判定 ヒット時に援軍要請禁止の状態異常を付与するその名の通りの「禁じ手「縛」」。しかも基礎コンボの一つがノーゲージからでもゲージを稼ぎつつ禁じ手「縛」を使うというもの 永久中に一撃準備→一撃も可能な非常に高い逆転力北斗と違って一撃技が使いにくいと言われる本作において、圧倒的な使いやすさを誇る。とりあえず一撃技の音楽を聞きたければ毛利を見ればほぼ確実に、嫌でも聞ける。 通常技も無法。最強クラスの判定とリーチを持つ上に隙が無く牽制・対空として完璧すぎる2B・5B、前方から真上までをカバーする非常に広い判定に加え上半身無敵のエリアル攻撃、それと同じモーションでガードされても2F不利にしかならないガ―キャン等々 …挙げだしたらキリがない。 当然のように各種永久コンボも実戦投入可能だが、現在では使う理由が薄いとされる。 理由は各種基本性能…特に援軍と「発」「縛」が強すぎるため、これらを絡めて脱出不能な永久ガー不連携でハメ殺すだけで事足りるからである。 何なら操作も簡単なので、難しい永久コンボを選んでミスるリスクを背負うより、むしろこちらのほうがよほど確実に勝てる。 そのため毛利の永久コンボは「ただの魅せコン」「舐めプ」等とも。他のキャラがあれだけ頑張って永久コンボしてるのにね。 一応、本体の機動力が低いという弱点はあるのだが、援軍を盾にすれば前進・後退も安全にできるので全く弱点になっていない。 さらに、呼び出した援軍を殴って飛び道具にすることも可能。援軍を殴ると援軍レベルが-1されるが、元々の援軍レベル上昇速度が速すぎるため、殴って下がった分もすぐ取り戻せる(*15)。 殴った援軍を殴り返されても自分には当たることがない上に殴り返された援軍を再度殴ってゲージ回収もできてしまう。 …もうどうしろと。 別次元の強さを見たプレイヤーから トキが可愛く見える 初代ストIIのガイルに並べる X-MEN CotAのラスボス性能マグニートーと比べても遜色ない なんでプレイアブルキャラなのか分からない と言われている。そのトキでさえも研究が進んだ現在ではぶっちぎりの一強ではないと言われているのに、現役の陸上部員曰く 「他がどんなに研究されて伸びても毛利一強はゆるがない」 「コイツは研究が進んでいない、まだ詰められる箇所が山ほどある」 「ゲームが終わるという抗議を受けて攻略サイトから研究ページが撤去された」 「トキ毛利は8 2で毛利有利」 とのこと。おいやめろ。 一応どんな状態でも完全無欠というわけではなく、一回の援軍カウンター程度(ゲージ1本消費 レベル100なら70に)なら苦でもないのだが、 流石に二回目(ゲージ2本消費 大抵の場合レベル50程度)ともなると、相手の援軍が万全の場合は不利と言えるだろう。 また、調子に乗って援軍を攻撃しまくっていると援軍を100で呼んでも徐々にレベルが下がっていくため、 そこに援軍カウンターさせられることで回転率が目に見えて下がり、特に2ラウンド制では一気に形成逆転することも珍しくはない。 逆に言うならば、タイムアップ負け間際かこれぐらいの状況でもなければ毛利有利と言っても全く差し支えない。 こんな調子なので3ラウンド制以上だと多少事故っても挽回するチャンスも多くなるのでより強くなる。 なお、性能がヤバいとはいえ援軍と設置技が主力なトリッキータイプであるため、流石に毛利初心者でも熟練プレイヤーに勝ち越せるというような性能はしていない。そこらは某ペットショップとは異なる。 一方で、コツさえ掴めば「発」を絡めたガー不永パでどんなキャラでも食えるようになる危険性も持っているため、たとえ使い手が初心者だろうと毛利を使っている時点で手加減などしてもらえない。 そもそも毛利相手に乱入してくれる極まった狂人もあまりおらず(*16)、極めようとすると大抵はひたすら経験になりにくいCPU戦を回し続けることとなる。 仮に対戦が成立しても、毛利なら勝って当然、毛利なんかとやりたくない、等の理由で連コしてもらえないのも序の口で、下手すると捨てゲーされることもある。 新規の毛利使いはこれらの精神的重圧を難なく跳ね返して対人に慣れる必要がある。毛利で負けると煽られかねないし。 更に毛利使いが増えるとBASARAが終わるという理由でネット上の攻略情報が抹消されたことがあるため単純に攻略情報が少なく、前述の精神的重圧もあってある意味最も敷居の高いキャラとなっている。 そのためゲーセンでの大会でも意外と見かけづらかったりするなど、熟練した毛利使いは意外と珍しかったりする。 また 「相手が簡単に死にすぎるので飽きる」「毛利は金で殺す(相手が飽きて帰るまで連コで粘るという意味)」「オクラ乱入は『さっさと終わらせて飯食いに行こうぜ』の合図」 などその異常な強さが由来の迷言も多い。福本のギャンブル漫画じゃねえんだから・・・ 家庭用専用キャラ 片倉小十郎 援軍:伊達政宗 家庭用キャラ。 独特な仕様や強化技などによって面白い攻め性能を有しており、ガークラを狙いやすいキャラ。 防御面も優秀かつ全体的に無難ながらも悪くない性能なのだが援軍の伊達が弱いという弱点を持つ。ここまでくると意図的とすら感じられる。 せめてもっと早く援軍レベル上がってください。 あと火力が低めなのも欠点。 永パもあるが、現在の所はキャラ限だったりキャラによっては難易度が高かったりする上に、そもそも援軍100が前提なのが厳しいところ。 一撃BASARA技の演出が最も地味だが最もキャラに合っていて好評とかいう謎の評価を受けていたりする。 竹中半兵衛 援軍:豊臣秀吉 家庭用キャラ。 永パに難がある上に病弱設定からお市を上回る紙装甲。 ゲージ依存が激しかったりするものの火力は高めだったり、戦国陸上を三種目制覇・永パを含むコンボの可能性は相当なものだったりと、攻撃性能は高め。 極めつけにはノーゲージノー援軍宇宙旅行(謙信の挑発宇宙旅行の様な特殊なものではなく通常技始動)すら開発されている始末。 しかしそこまで研究が進んだ今でも、いくらなんでも紙過ぎる(*17)せいで明らかに(恐らく農民よりも)弱い……。 援軍もゴリラだからかゲージが溜まるのが非常に遅く、援軍到着前にワンラウンド終わることなんてザラ。 100を目指すと到着前に敗北することすらままある…というか2R制だと低くない確率でそうなるので単独永パは援軍100を目指すための時間稼ぎと言われたりも。 家庭用キャラなので農民最弱は揺るぎないのは良いことなのか悪いことなのか。 追記・修正は筆頭でオクラに立ち向かってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] BASARAアンチスレですら「本作の主要プレイヤー層は別の人種なので、見かけてもそっとしておこう」と言われるゲーム -- 名無しさん (2013-10-15 23 45 18) このゲームのプレイヤーの通称、「病気勢」改め「手遅れ勢」だからな -- 名無しさん (2013-10-16 12 56 50) プレイヤーの病気っぷりは凄いからなw 東京のもう無くなった某ゲーセンとか海外からわざわざ対戦しに人が来るレベルだし -- 名無しさん (2014-01-08 21 31 59) 動画見た。吹いたわww 北斗しかり、これが格ゲーというのは何か色々間違っているような・・・ -- 名無しさん (2014-01-11 14 34 40) ↑格ゲー?戦国陸上だろjk -- 名無しさん (2014-01-11 14 37 59) 開発的には永パとか無しでどういうコンボ想定してたか気になる、特に信長は最初からワキガ→通常ダッシュ通常~の鬼コンボを強いるつもりだったのだろうか -- 名無しさん (2014-01-11 14 58 44) そのつもりだったろうな、信長は赤ワキつけないとバイタルも回復しないし魂の反乱もコンボ中断の為だろう、開発も赤ワキ状態は強いと認識してたんだろう。ダッシュキャンセルジャンプキャンセル出来て強いですよ~、でもコンボ長すぎると魂の反乱食らいますよ~、的なつもりだったんじゃね 俺は寧ろアニキが気になる、サマソループは流石に仕様とは思えんが元々どんなコンボさせるつもりだったのか -- 名無しさん (2014-01-11 15 41 30) お市のフンフンディフェンスに興味あります(無垢) -- 名無しさん (2015-12-11 18 56 47) いつの間にかキャラ詳細増えててビビったwww -- 名無しさん (2016-06-02 14 55 55) なんでや!なんで島津をGGのクリフ枠みたいな感じで入れてくれなかったんや! -- 名無しさん (2016-07-12 21 02 35) ゴリラ同キャラの対援軍カウンター宇宙ルートとか5年くらい前には存在してた気がするんだが -- 名無しさん (2016-07-12 21 27 15) ストリートファイター5やマブカプインフィニットよりマシなんだね・・・(白目) -- 名無しさん (2019-05-22 15 35 52) 筆頭って(家庭版限定だけど)最弱脱出してたのね。まぁ「実はこういう理由で強かった」じゃなくて「もっと弱い奴がいた」なのが物悲しいけど -- 名無しさん (2021-02-15 09 29 36) 北斗の格ゲー作ったチームが生み出したということに謎のなっとく感 -- 名無しさん (2022-08-08 13 29 26) 本家は無かったことにしたいみたいだが数々の伝説を残してくれて感謝してる -- 名無しさん (2024-03-02 22 21 05) いつのまにか充実しとるな。戦国陸上部員が追記した? -- 名無しさん (2024-03-25 14 31 38) オンライン対戦付いたHD版今でも待ってる -- 名無しさん (2024-03-25 20 32 04) マヴカプ3みたいに意図的にめちゃくちゃなバランスにして3以降のキャラも加えた新作出してくれー -- 名無しさん (2024-03-26 10 58 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/basara2heroes/pages/47.html
武器&防具 武具概要 武具の性能 バサラ屋で購入する武具 合戦や天下統一で入手する武具 衣装 武具概要 戦利品や財宝から入手できる武具にはロック開放用(LV1)と強化用(LV2~100)の2種類がある。 武具は初期状態では第1武器以外はロックされている。この状態でLV2~100のものを入手すると破棄されてしまうのでまずはロックを開放する必要がある。 LV1武具は合戦の戦利品や天下統一の財宝、大武闘会の報酬、バサラ屋から購入することで入手(=アンロック)できる。 非売品のものは確定・高確率で入手できる条件が決まっている。 該当難易度(普通:第2武器、難しい:第4/6武器、第2防具)以上の豪華武具ならステージ問わず低確率で入手できるが、入手しやすいステージは ストーリーモードの第2章 天下統一モードの第1次遠征 自由合戦モードの★2つのステージ 詳しくは各武具の項を参照 第2~8武器、第1~3防具のロックはそれぞれ独立しており、他の武具入手状況の影響を受けない。 第2武器がないと第3武器が開放されない、第4武器取ったから第5武器が開放される、という事はない。 プレイ開始直後に大武闘会クリアでいきなり第8武器を入手することも可能になっている。 武具の性能 武器 攻撃力 特徴 第1武器 54 ~ 450 基本武器 第2武器 152 ~ 350 バサラゲージがたまりやすい 第3武器 252 ~ 450 属性つき(武蔵は無属性の代わりにクリティカルヒット率+10%) 第4武器 352 ~ 550 クリティカルヒット率+10% 第5武器 503 ~ 800 バサラゲージがたまりやすい 第6武器 603 ~ 900 属性つき(武蔵は無属性の代わりにクリティカルヒット率+10%) 第7武器 703 ~ 1000 クリティカルヒット率+20%(元就/いつきは属性つき) 第8武器 1003 ~ 1300 コンボ入力受付時間少し延長クリティカルヒット率+3%(政宗/幸村/かすが/元就/長政/風魔/顕如は属性つき) 防具 防御力 特徴 第1防具 102 ~ 300 敵の攻撃を跳ね返しやすくなる 第2防具 202 ~ 400 バサラゲージがたまりやすい(+15%) 第3防具 353 ~ 650 敵の攻撃でひるみにくくなる 前田慶次の第7武器はステージ開始時のおみくじでクリティカルヒット率(大吉80%、吉30%、凶0%)が決まる それぞれの確率は均等に1/3ずつっぽいとのこと 戦国BASARA2 英雄外伝 攻略 其の28 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/goveract/1248020074/ 42 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:投稿日:2009/07/22 23 17 11ID mn1WgUu3 [1/1回] 少し前に話題にでていた慶次の第7武器の出目について検証してみた。 よろしければ参考までに。 検証場所:2無印 大武闘会 使用キャラ:前田慶次 Lv Max 第1衣装 固有技:恋の嵐 恋つづり 武器:天運転如(Lv50) 防具:鬼神面夜叉(Lv11) アイテム:覚醒の焼印 猛将の怒り 勝利の女神像 清正の虎皮 カラクリ壊しの銅 戦績:1679斬 84213両 1136820石 おみくじの結果(A 大吉 B 吉 C 凶 20戦ごとに改行) AAABABACBB CACBCABCBC CCACBBAAAC CBABBCBBCB BCBCACBAAB BBCBAACBCB ACBCBAAABC CBACACBACB ABCBCCBCAB ACBACAAAAC 大吉32回 吉35回 凶33回 結論:大吉/吉/凶の確率は1/3の完全ランダムと考えるのが妥当そうである 呼運のお守りで変わるかどうかは未検証。誰か気が向いたらやってみてくれ。 バサラ屋で購入する武具 第5武器、第7武器は条件を満たすと全キャラ分販売開始される 武器 価格 販売条件 第3武器 8,000両 初期販売 第5武器 28,000両 難易度/キャラ不問でストーリー/天下統一モードを一度クリア 第7武器 70,000両 難易度「難しい」以上(キャラ不問)のストーリー/天下統一モードを一度クリア 防具 価格 販売条件 第1防具 10,000両 初期販売 合戦や天下統一で入手する武具 武器 入手方法 第2武器 難易度「普通」の特定ステージの豪華武具から確定入手難易度「難しい」以上の特定ステージの豪華武具からも高確率で入手可能 第4武器 難易度「普通」天下統一の財宝(豪華武具)から確定入手難易度「難しい」天下統一の財宝(武具)、難易度「難しい」以上の特定ステージの豪華武具からも高確率で入手可能 第6武器 難易度「究極」天下統一の財宝(豪華武具)から確定入手難易度「難しい」以上の特定ステージの豪華武具からも高確率で入手可能 第8武器 大武闘会/極大武闘会100戦目勝利で確定入手 防具 入手方法 第2防具 難易度「難しい」天下統一の財宝(豪華武具)から確定入手難易度「究極」天下統一の財宝(武具)、難易度「難しい」以上の特定ステージの豪華武具からも高確率で入手可能 第3防具 大武闘会/極大武闘会50戦目勝利で確定入手 ※特定ステージとはストーリーモードの第2章、天下統一モードの第1次遠征、自由合戦モードの★2つのステージのいずれか 衣装 第壱衣装は最初から開放済み 第弐衣装はそのキャラで天下統一すると入手 第壱衣装(染)はストーリーモードクリアで入手 モード 入手するキャラ ストーリー 片倉小十郎 片倉小十郎本願寺顕如上杉謙信前田利家まつ お市 お市織田信長明智光秀濃姫森蘭丸 浅井長政 浅井長政今川義元毛利元就ザビー島津義弘 外伝ストーリー 伊達政宗 伊達政宗いつき宮本武蔵 真田幸村 真田幸村武田信玄猿飛佐助 前田慶次 前田慶次豊臣秀吉竹中半兵衛 長會我部元親 長會我部元親徳川家康本多忠勝 風魔小太郎 風魔小太郎北条氏政かすが
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6460.html
戦国BASARA 真田幸村伝 【せんごくばさら さなだゆきむらでん】 ジャンル スタイリッシュ英雄(HERO)アクション 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3 発売元 カプコン 発売日 2016年8月25日 定価 パッケージ版:6,990円ダウンロード版:6,472円(全て税別) プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象) コンテンツアイコン 犯罪、セクシャル、暴力 判定 シリーズファンから不評 ポイント 「烈伝シリーズ」の第1弾同時に事実上のシリーズ最終作真田幸村にスポットを当てた単発作品有料DLCレベルの内容でフルプライス 戦国BASARAシリーズ 概要 特徴 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 その後の展開 紅く燃えた、日ノ本一の生涯。 概要 『戦国BASARA』の新シリーズ「列伝シリーズ」の第1弾。タイトルの示す通り、真田幸村を主役にしている。 2016年は大河ドラマ「真田丸」の人気に便乗して真田家や幸村公を扱ったコンテンツが各方面からリリースされており、本作もそのうちの1つである(*1)。 特徴 本作はストーリーモード「真田幸村の生涯」と、サイドストーリー「前談秘話」に加え、サバイバルモード「真田の試練」の3つからなる。 「前談秘話」はストーリーを進めていくとシナリオが追加され、真田の試練はストーリーモードクリアで解禁される。 新武将には幸村の父の真田昌幸と幸村の兄の真田信之、さらに幸村と伊達政宗の子供時代、弁丸と梵天丸の2人が参戦する。 幸村と政宗はバトルスタイルを一新しての参戦となる。 プレイアブル武将はシリーズ最高の46人となり、真田幸村と伊達政宗は『皇』のバージョンも使える。 問題点 あまりにも定価に見合わないボリューム 真田の生涯についてはステージ数は10個、全10章構成。ムービー等によるストーリー描写は圧倒的に濃くなってはいるが、ステージ数の少なさを補うほどではない。ステージの長さや密度もそこまで濃くは無い。 『4』を「量は多いが水増しし過ぎて味がほとんどないスープ」とするなら、今作は「味は普通の濃さだが量が少なすぎるスープ」である。 普通に一周クリアするだけならば約2~3時間ほどでクリア可能。ボリューム的にはとても「長編」と呼べるものではない。『2』や『宴』の物語が各武将ごとに3~5章の構成であったことを踏まえると、「真田幸村の物語として"長編"」という意味ならば間違いではないのだろうが、その他の部分のボリュームがあまりに少なすぎる。 クリア後、「真田幸村の生涯」は好きな武将で楽しめるがムービーや台詞はそのままで固定される。加えて勝利演出も無い。 参考までに、同時期の『戦国無双 ~真田丸~』は全16章で1章毎に複数の合戦(*2)がある。 それ以外にも探索やキャラの育成、サブイベントと言ったRPG的要素も多数盛り込まれていた。同コンセプトの作品としてはあまりに差があり過ぎることが分かるだろう。 流用と手抜きが目立つ マップについては完全新規アセットのステージがほぼないといってよい。 ストーリーモードに登場するマップは一応完全な使い回しでこそないものの、マップの一部構成などを『3』及び『宴』や『4』及び『皇』から一目で分かるレベルで流用しており、新鮮味に欠ける。 第8章の最終盤に登場する空中回廊が『3』及び『宴』の帰雲城ステージほぼそのままであるのが最たる例。 その他多数において手抜きと流用が目立つが、下記参照。 前談秘話 本編の合間の出来事を描く物だが、内容は会話が終わるまで敵兵を倒し続けるか、敵武将を倒すだけの物がほとんど。会話と言っても多くのステージは操作キャラクターの独り言を聴くだけであるため、『4』の一騎討ち程度の薄い内容となっている。 元々はドラマCDのように台詞だけを収録する予定だった要素を、急遽ステージとして仕立て上げた経緯を持つ。そのため突貫工事で作られた感が目立つ。 会話15個に対し、ステージは12個しかない。元々想定されていた「台詞のみを聴くモード」もあるが、一部の会話はそのモード専用となっている。 このモードだけは自由にキャラを選択することができない。台詞が固定されているためならば「真田幸村の生涯」も同じなのだが。 「真田幸村の生涯」と違って全体的に難易度が高め。にもかかわらず難易度調整が出来ない。 型をフル強化しても敵武将が妙に固く、特に弁丸対昌幸の場合、弁丸の弱さに対して昌幸が固すぎるのが指摘される(*3)。 真田の試練 連続して60戦戦うルールで、1階層進むごとにプレイヤーはステージ開始状態に戻される。強化技が永続しないキャラは強化技をいちいちかけ直さなければならないが、敵が目の前にいるために容易ではない。 追加目標 階層ごとに定められたミッションをクリアすることで文銭が手に入るが、真田の試練の文銭獲得量は60連勝したことに対しての割合が大きく、僅かしか手に入らない追加目標は存在意義が薄い。 また、ヒット数を稼ぐ試練でこちらの攻撃力を上げ過ぎるとヒット数が稼げず達成不可能になってしまう場合もある。 全体的に少ない雑魚か、1vs2の敵配置ばかりなため、『2』の大武闘会などと比較すると面白みに欠ける。 アクション面の不満 新武将は技の数が『宴』手抜きキャラと同じで少ない。固有奥義が1つしかない上に、固有技・改もない。それに加え弁丸と梵天丸には固有奥義が無いどころか移動キー+△すらない。 ただ本作の場合は技の少なさよりも、それ以前に完成度の低さや粗が目立つことが指摘される。 政宗と幸村に関しては、全体的に火力が低く高火力技がない(*4)。旧キャラとの差別化の可能性もあるが、武将戦や厄介な兵種に対してはこれがかなり響いてくる。 固有奥義も攻撃判定発生までの隙がやけに多く、何とも使い勝手が悪い。動きと演出は格好良いのだが…。 また、無理に差別化しようとして待機やダッシュ、空中通常や空中特殊のモーションに違和感が出ている。 新バージョンのキャラに対して旧バージョンの衣装や武器を使用することはできない。逆もまた然り。スタッフ曰く「新キャラとして作っている」という発言から流用するのが難しいのだろう。 特に、やり込んでいくと肝心の主人公である幸村の練りこみ不足が目立つ。 天羽という敵に飛び回って追撃するという点が三成と被る。被るだけならいいが、問題は天羽を使わない方が安定する場面が多く、存在意義が薄い。 特に天羽から攻撃に移る点においてあまりテンポが良くなく、その間に被弾するといった場面が少なくない。天羽から派生する技にはヒット数が稼げる技が多く、まったく存在意義がないというわけではないが、高難易度では常に被弾しやすいというリスクが付いてくる。 また、天羽に派生するのは容易だが派生を流れ良く解除することは難しい。これが改善されていればあるいは…。 派手に飛び回ることは出来るが、アクションの幅が狭く他キャラと比べ手数はそう多くない。かと言って突出した強みがあるわけでも無いので、動きの派手さに反して地味なプレイになってしまう。 常時六爪で暴れられる政宗は幸村と比較すると有用な技が多く、長押し派生で暴れれば暴れるほど手が付けられなくなるコンセプトを体現して爽快感はある。 しかし、新モーションには政宗に合っているかと言われると微妙なものもあり、特性が宗茂と被るという意見もある。 違う技で同じモーションを流用していたり、他キャラのモーションを流用している、単調になりやすいなど完成度が高いとも言えない。 バサラ技は待望のHELL END DRAGON(『戦国BASARA X』の一撃BASARA技)だったのだが、足利義輝の旋盤之極の青龍をほぼそのまま流用している。 性能面にも問題があり〆のホワイトアウト中に無敵が切れる為、その間に被弾するということがあり得る。 当然といえば当然だが、技が少ないのもあって幼少キャラは弱く、かなりの苦戦を強いられる。梵天丸はまだしも弁丸はかなり弱い。 旧キャラの性能調整はほぼ行われていない。一部のキャラが微修正を受けた程度。 粋ゲージと小判と経験値に関わる技の効果を持つ武将が変更され、何故か半兵衛が下方修正された。上方修正については下記参照。 下記の評価点の通り、一部の武将の専用型が変更されたが相変わらず信玄の専用型で風林火山が永続しない。 一応、固有奥義では解除されなくなったが根本的な問題の解決とはなってない。奥義で解除されなくなったのも専用型による効果でありデフォルトではない。信玄の素の性能を考えるとデフォルトで解除されなくて当たり前だというのに。 型 新システム「型」「武心システム」が使いづらい 「型」は前作の銘と武器強化を1つにしたものに相当し、様々な用途に分けられ、それを必要に応じて装備する事が出来る。「文銭」を払うことで新しい型を手に入れたり強化する事が出来る。そのため今作も常に金欠になりやすい。 何より、今回は武将が46人もいるため、全ての型を手に入れ、各武将の主力になる型を最大まで強化するには相当な額が必要になる。 型のコンプリートがトロフィー所得条件にあるので、トロフィー狙いなら無視も出来ない。 一応、稼ぎ場所として真田の試練が用意されているため、腕のあるプレイヤーならばそれほど苦労はしない。この点は、バサラでは珍しく初心者プレイヤーに厳しい仕様になっている。 『4』及び『皇』の銘システムは手間がかかり過ぎてはいたが、型システムは逆に自由度が圧倒的に足りない。 パラメータはレベルのみに依存し、型の効果を自由に組み替えるといったことはできない。 これにより過去作で可能だった専用効果と属性効果の同時発動は不可能になっている。また、型レベルを最大まで上げてもほとんどの型はパラメーターが1500まで到達しない。 打札複数がゲームバランスを壊していたため、制限して逆にバランスを整えようとしたのだろうか。 しかし本作で有用な型は属性型、専用型とその他ごく僅かであり、それ以外の型を選ぶ意味が薄いという点ではバランスが取れているとも言い難い。 また、強化することはできるが弱体化させることはできない。 武心 「武心」は青ゲージ(体力ゲージ)のある敵兵を倒す事で溜まって行き、溜めた量に応じて型に付けられたスキルが発動する。 つまり型の効果が発揮できるのはステージ終盤くらい、ということになる。これでは型の本領を全く発揮できない。 また、一部を除き効果自体も銘や装具の発動に枷をかけられているだけであり、武心を溜めて強くなるというよりは武心を溜めてようやく本来の力を出せるといった面が強い。 全ての敵を青ゲージにする武心伝心を発動させるには、ステージ中にある青い箱から伝心玉を取得するしか方法がない。粋の至りのようにゲージを溜めるといったことはできない。 武心伝心自体の効果も粋の至りから攻撃面の強化を取り除いた性能となっており、発動頻度を考慮すると実質下位互換といってよい。 キャラクターの扱いにおける明確な格差と過去作品との矛盾 今作はプレイアブル武将が46になったがストーリーに出てくる武将は20名程度。 ストーリーに出てきても大体、1回くらいでフェードアウトしてしまう。扱いも「ただ出てきただけ」程度の物ばかりであまり良くない。 前田利家と柴田勝家は織田軍の武将として登場する程度。 勝家は怪王の頃のように野心をたぎらせているためギャップが非常に激しく『4』の暗いネガティブな性格を感じさせないキャラに違和感を覚える事もある。 史実では幸村と共に戦った後藤又兵衛は相変わらず黒田官兵衛を完全に見下している上、ストーリー上の扱いも乱入してくる小物扱いになってしまった。 ただし、「政宗に引導を渡されるも最後に名前を呼ばれ、彼が自分のことを覚えていたという事実に対する歓喜の声を上げて息絶える」という結末は、『4』で描かれた政宗との因縁に一応の決着を付けるものであり、『4』のエンディングとは別の形で彼の抱える承認欲求が満たされ報われたとも言える。 北条氏政が今作で復活、織田の恐怖に怯えながら、過去の栄光を棄ててでも北条家を守ろうと奮闘する。風魔小太郎との掛け合いも健在。 戦闘でも北条家の歴代当主の顔出しパネルの裏で腰にお灸を当てるというコミカルな演出が目立つ。 だが、敵武将でありプレイアブル化は無かった。本作の手抜きぶりからすれば技の追加や汎用台詞の新規収録の必要性がほとんど無いにもかかわらず。 これまで幸村を支えていた猿飛佐助は出番が激減、黒田官兵衛は史実要素がほとんど無いギャグキャラクターのような存在になっているなどキャラクターの扱いに大きな格差がある。 登場しない武将は台詞でフォローされる場合があるが武田軍のライバルで関ヶ原の戦いにも関わる上杉軍は全くストーリーに絡まず台詞でもフォローされない。 武田勝頼が専用キャラでゲーム中に出るが台詞も無くほとんど映らないために存在感が全くない。 新キャラクターである真田昌幸に至っては参戦そのものが古参のファンから困惑されている。 と言うのも、過去にドラマCDにて「真田昌幸は幸村が幼少期に戦死している」という史実を無視した設定が明かされている。 スタッフの間で整合性が取れていない、これまで作中にて史実の流れを公然と無視してきたこととの矛盾が、顕著に表れたとも言える(*5)。 ストーリー面での問題 シリアス一辺倒になったストーリー。 第1章の弁丸と梵天丸の出会いは比較的軽い作風で描いているがそれ以降は非常にシリアスな作風になっている。シリーズ恒例のパロディ台詞もすっかり無くなってしまった。 そのため随所に入る『戦国BASARA』らしい吹っ飛んだ演出がどうしても浮いてしまう結果になってしまった。 今回は「史実重視」を謳っているが、所々に『戦国BASARA』独自の設定が入る為、どうしても史実とかけ離れているイメージしかない。 話の流れも10章しかないせいか、2章でいきなり信玄が死んで武田が壊滅しているという急なストーリー展開になっている。 また、ストーリーも全体的に見ると、つじつま合わせの無理な展開が見受けられる。 中でも5章の流れが明らかに浮いている。幸村と政宗が再び邂逅する故に必要なシーンではあるが…。 + ネタバレ注意 真田が豊臣に服属し、幸村は豊臣方として小田原攻めに参陣。政宗は豊臣の天下統一に待ったをかけるべく決死の覚悟で出陣した。 幸村は幼少期の縁がある政宗を助命するために彼のいる秀吉のもとへ向かう…という筋書きなのだが、竹中半兵衛から何故か豊臣に従わなければ政宗は助けないという条件を出され、半ば強制される形で幸村はそれを飲んでしまう。 配下に対して配下になれってどういうことなの…。 一応、小田原攻め当時の真田家は昌幸が亡き信玄との友誼から武田家滅亡後も武田への忠義を捨てていないという設定である。 そのため、「家を守るために従っているに過ぎない真田家にはっきりと豊臣への忠誠を誓わせるため」と取れなくもないのだが、当の幸村本人が当初から豊臣に協力的な態度を取っているため、威してまで忠誠を誓わせる必要性がいまいち見えない。 せめて、真田軍の一般兵士が豊臣への従属に抵抗を覚えている描写や、半兵衛が昌幸ではなく幸村を追い詰めた理由(*6)について説明があれば流れの不自然さはかなり軽減されるのだが…。 幸村が豊臣への忠義を誓ったという出来事は終盤にも影響を及ぼすのだが、その起点となる小田原攻めの流れがこの通り明らかに不自然であり、プレイヤーの感情移入を阻害してしまっている。 このあたりの話は「前談秘話」で語れる要素であるにもかかわらず、そういったフォローも一切ない。 本作のストーリーの骨格はシリーズディレクターの山本真氏が担当している。後にディレクターの野中大三氏は「真田十勇士が出て来るハチャメチャなストーリー」を考えていたがシリアス路線のシナリオを見た時「裏切られた」と発言している。もちろん「いい意味」でだろうが。 また、ストーリーの結末は…。 + ネタバレ注意 兄・信之との対決を経て、乱世を生きた者達の魂と真田の六文銭を彼に託した幸村は、「ただ1人の武人として戦ってみたい」と告げて徳川の大軍勢に飛び込んでいく。そこで主題歌「Committed RED」とスタッフロールをバックに最後の戦闘が始まる。そしてスタッフロールが終わると、徳川の兵に囲まれた幸村は膝を付きつつも叫びながら再び立ち上がり、「完」の文字が出て終わる。 ラストシーンの様子から遅かれ早かれ斃れる事は窺えるが、「真田幸村の生涯」と謳いつつその最期までは描かれていないのは些か疑問を禁じえない。プレイヤーのカタルシスに配慮した面もあると思われるが…。 DLCの品ぞろえ 前作は20着近くあったDLC衣装だが今作の新規衣装はわずか6着。 しかも真田家の衣装は誰をターゲットにしたのかわからない鬼のような禍々しい物。公式は「ドリフの雷様」のコントをモチーフにしたと語っているが、お笑い要素は皆無でネタも古い。配色もドリフは「赤・黒・緑」なのに本作の方は「赤・青・緑」になっているため元ネタに忠実とも言えない。 前作に引き続き新日本プロレスとのコラボ衣装もあるが本作は政宗の1着のみ。 他にもシリーズ主題歌やT.M.Revolutionの楽曲を購入してゲーム中に流す事も出来るが、過去作の武将のテーマソングやステージ等のBGMは用意されていない。 その他 戦闘中の撃破数の表示が無くなり、これまでの小判に当たる「文銭」が大きく表示されるようになった。 撃破数自体はメニューを開けばいつでも確認可能で50人撃破ごとのテロップは通常通り出現するため、何の為にこのような変更を行ったのかは不明である。 本編ステージ中の汎用台詞が無くなった。プレイヤー武将どころか一般兵の汎用台詞すら無い。真田の試練も武将の台詞はほぼ『皇』からの流用である。 OPムービーは大半がゲーム中のムービーを編集した物の為に出来は今一つである。 地味な点だが、本作では2人プレイはできない。ステージ構成上仕方がないか。 戦友システムも廃止された。一応、合戦中に操作キャラを切り替える事が出来るステージは存在する。 賛否両論点 新武将のデザイン 真田昌幸は「奇術師」の異名を持つだけあってシルクハットを思わせる帽子をかぶっているため、手品師っぽさとしてはまだ雰囲気が出ている。 問題は真田信之。なんとツインテールのような髪型になっている。しかも筋肉質な肉体で非常にゴツいキャラとなっているためギャップが激しく、「単純に気持ち悪い」と拒否反応を示す声も聞かれた。 それだけにボスとして出てきた際の迫力はそっちの意味で十分あるのだが。 ちなみにこのデザインについては「真田と徳川という"2つの家" (あれっ武田は?) に仕えることを示す"2つの髷"」「"信濃の獅子"のイメージ」と語られている。実際毛髪量は凄く、その意味で獅子っぽさは出てはいる。 また、幸村の新しいデザインの上着(最終決戦用衣装)の背中には十字架状に並び替えられた六文銭が描かれている。 この衣装、最終章でライバルである政宗から譲られた白装束が変化したものであることが明かされるため、その背中の金の十字架に合わせたと思われるが、普通に六文銭を上から重ねるだけでも良かったのではという声が多い(*7)。 NPCの強化 全体的に思考ルーチンが強化され、さらに仲間と連携して色んな技を連携して多用してくるようになった。 特に秀吉あたりが分かりやすいか(*8)。 皇では直虎や風魔などがまれに行うだけだった固有技・改をコンボ中に使用してくる上、今までNPCが使用してこなかった光秀の絶頂といった強化技も当たり前のように使用してくる。それに加えて一部のNPC武将はNPC専用技(*9)まで使用してくる。 敵武将の体力がストック制になった。一本削る度に強制ダウンし復活してくるため、一気に倒す事は出来ない。 ストックが減ると強化状態になったり、敵専用技を使うようになる武将もいる(*10)。これらの仕様により武将戦の手応えが増した。 その為か、攻撃力や防御力が低い武将を使っている場合はストレスがたまりがちである その一方で、鬱陶しくなったという意見もある。 例えば武将復活だが、いちいち敵武将にアップが入るためテンポが悪く、また相手が有利な状態で強制的にコンボを抜けられる。 硬直が長い技によってはカットイン→復活→被弾確定もあり得る。せめて3本能寺信長のように復活中もプレイヤーが動ければ軽減されたはず。 バサラ技は低難度でも撃ってくるようになったが、体力ストックがあるとバサラゲージが溜まらないのが救い。 本作は全体的に1vs2~3の敵武将戦が多い。これが復活とも敵武将のルーチン強化とも噛み合っておらず、かなり鬱陶しい。 BGM 本作のシリアスな作風に合わせた為、オーケストラ調のBGMが全体を占めている。ロックや和風やコミカルなど多種多様なBGMがあった過去作に比べるとやや大人しくなってしまった。 それでも曲自体は評価されている。特に中盤で流れる昌幸の心中をイメージした「心」や真田幸村のテーマをアレンジした「真田丸」など聴く価値のある曲は多い。 『4』のBGMは一曲も続投していない。『4』の武将が全員参戦しているのだから欲しかったところ。 その他 UIのデザインが全体的に地味になっている。体力表示などは見やすくなっているが、ヒット数表示は地味になりすぎている上、色が薄いので見やすいとは言えない。 アイテムを取得した際の表示が中央からわずかに画面下に逸れて見やすくなったが、相変わらず表示時間は長すぎるままで改善したとは言い難い。 ナレーションはシリーズでお馴染みの渡辺英雄氏から武田信玄役の玄田哲章氏になった。 一部キャラクターの固有奥義の並び順が変更されている。何故変更したのかは不明。 固有奥義の並び順は自由に設定できるため、気に入らなければ元に戻せるのが救いか。 評価点 アクション面の改善 秀吉にダッシュ通常技が追加された(モーションは通常技4の流用)。どう考えてもNPC強化目的です本当にありがとうございました。 一部キャラクターの攻撃を当てた際のヒットストップが緩くなった(特に信長あたりが顕著)。 技カメラをオフにすることで、鬱陶しい〆のカメラ移動も無くすことができるようになった。 バサラ技中にヒット数が途切れなくなった。 一部専用型の効果が変更され、改善された。 天海は『宴』の体力減少無し絶頂が復活し、さらに『皇』の効果も併せ持つようになった。 直虎は武心の取得量上昇の効果が追加された。ちなみに真田の生涯では男性武将しか出ないためデメリットが無いに等しい。 新武将のアクション 幸村に比べると昌幸、信之はそれぞれ設定を生かした技や性能となっている。 昌幸は瞬間移動が可能な技や多数の敵を巻き込む技などトリッキーな物が多く多彩な戦い方が可能。バサラ技は信玄の石像を召喚するというド派手な物。 信之はパワーファイターの如く動きは遅いがその分、高い攻撃力を持ち敵を梯子に引っ掛けて拘束できる。 固有技はボタン長押しによる派生が可能であり、それを繋げて行く事で強化固有技が発動する。 一度巻き込めば拘束したまま追撃できるため、対複数武将戦でも意外と優位に戦える。キャラ特性が秀吉と被り気味なところはあるが。 上記の幸村と政宗も、一新されて雑魚戦自体はかなりこなせるようにはなっており、決して全部駄目というわけではない。技が追加され練りこみ不足が解消されれば良キャラになれる可能性はあり、土台はできている。 マンネリ化や新規武将とのアクション格差からアクションの一新を望んでいたプレイヤーの声に応えようとした姿勢自体は評価できるだろう。 一新したという割には旧バージョンのモーションが流用されている部分があるが、それに関してはあまり否定的な意見はない。 ステージ面 全体的に直線的な構成に見直され、ある程度進むと後戻りができなくなるなど一般的なアクションゲームに近くなった。 シリーズ中では『2』までのステージ構成に近い。 『4』と比較すると雑兵の湧きが多くなった。 『4』が少なすぎただけとも言える。無双ゲーとしては平均的なレベル。 陣大将が全く登場しないため、陣取りによるストレスはない。 使い回しであるが小田原城もステージとして登場。豊臣に支配されている設定だがボスの居る場所には北条の家紋が飾ってある。 真田の生涯は単独で出陣できる。意外なことだが、ステージやプレイヤー武将、アイテムやタッグ、戦友といったものに一切制約なく単独で出陣できるのは何気にシリーズで初だったりする。 真田の試練について 問題点はあるが連勝すればするほど報酬が高くなっていく。内容は単調だが簡単にこなしていけるのは救い。 30連勝で50000文、60連勝で666666文も獲得できる。これだけでもすごい金額になるため十分に金策になる。 時間制限があったり60戦連続で戦わなければならない上、30戦以降は敵武将が2人出て来るため勝ち進むのは厳しいため、しっかりとした準備をしなければならないという欠点もある。 目玉要素である武将復活とバサラ技を使用してこないため、強キャラで挑むと少々物足りない。それでも弱キャラだとしっかり歯応えがあるため妥当なところといえる。 なお、この真田の試練の終盤では作中で唯一となる信玄と昌幸のやり取りを見ることが出来る。 その他 声優も真田昌幸には大塚芳忠氏、真田信之には細谷佳正氏とキャラのイメージにピッタリ合っている。 幸村と政宗については、担当声優の保志氏・中井氏が幼少期(弁丸・梵天丸)の声も演じている。かといって無理に演技しているような印象はなく、きっちり演じ分けがされている。 PS3との縦マルチという事もありポリゴンの角張りが目立つが、グラフィックは一応向上している。 BGMは上記の通り旧作と雰囲気が変わっているが、OP主題歌『Committed RED』はお馴染みのT.M.RevolutionによるBASARAらしい楽曲で安心感がある。 ただ、今回は『1』同様にED主題歌が無く、EDでも『Committed RED』が流れる。この辺りも本作の突貫工事感を助長してしまっている。 なお、EDのシチュエーションにはよく合ってはいる。 武器と衣装が成長システムと独立して装備可能になり、手軽に選択できるようになった。 衣装を変更することで第1武器が変化する場合は、新たに衣装合わせという項目が追加され、第1武器と両立できるようになった。 前作までのDLC衣装は『テイルズ オブ ゼスティリア』と「新日本プロレス」以外はゲーム中で全て手に入る。 天海の衣装に完全な明智光秀の衣装がようやく追加。「明智光秀」の衣装を着た「天海」の衣装も続投している。 シリーズお馴染みのネタ武器も、本編クリアと同時に全員分解禁されるのですぐに入手できる。 ボリュームのなさ故かトロフィー制覇は短い時間で可能。「愛MAX」や「Thank you for playing」といった面倒な条件(*11)もない。 総評 『3』での不謹慎な設定や『4』以降の作品の出来、留まることなく悪化していく小林Pの横暴な振る舞いに対してファンの不満が募る中で発売された本作。 だが、大河ドラマへの便乗でしかなくクオリティも突貫、というより作りかけのような出来栄えになってしまった。 ストーリーの描写不足に加えアクション面にも手抜きが見受けられる部分があり、加えて育成システムやボリュームも全く満足できるような物ではない。 ただし、アクションの骨格自体はしっかりしており大きなバグが無い等、フルプライスだからこそ評価が落ち、ミドルプライスならば値段相応程度の評価に落ち着いていたと思われる。 だが、『戦国BASARA』シリーズへの不信感が高まる中で失敗は到底許されるものではなく、本作は公式に対するさらなる失望を生み、益々ファン離れを加速させることになってしまった。 噴出する不満が溢れ続けた本作が決め手となり、ゲーム製作もシリーズも完全に途絶え『戦国BASARA』シリーズは完全に終焉を迎えたと言わざるを得ないだろう。 余談 売り上げは初回出荷分だけで2万7千本(PS4/PS3版の合計)。消化率30%程度というデータも話題となった。 公式が「買ってくれないとシリーズが続きません」とネット上で催促していたが、Amazonなどの本作のユーザーレビューでは公式のこの発言に対しては、「この程度ならもうシリーズを終わらせてくれて構わない」「むしろもう出さないでほしい」と否定的な意見が多く見られた。 この影響かは不明だが必死の呼びかけも届かず、公式もシリーズに見切りを付けたのかもしれない。 幸村と政宗の新アクションがお披露目されたPV第1弾では、非常に多くの敵兵が湧いておりファンを歓喜させたが、製品版では悲しいぐらいに少なくなっている。 攻略本は全46キャラクターのキャラクター性能を水増し気味に紹介したり、今までなら個別の書籍として発売されていた「オフィシャルコンプリートワークス(設定原画集)」及び「台本全集(台詞集)」と纏めて一冊にすることで定価相応のボリュームになっており、なかなか見応えがある。 特に『皇』の攻略本でぼかし気味だった技の細かい性能(主に数値面)が一部記載されているなどなかなか有用な面もある。 余談だが真田信之の衣装の初期案は、製品版よりも遥かに一般受けしそうなものになっており、どうしてこうならなかったと嘆かれている。 本作でもタイアップ宣伝を大々的に行っており、映画『真田十勇士』とのタイアップ(*12)や初音ミクとのコラボレーション企画(*13)を行った。 長野県上田市と行ったイベントやグッズ販売は好評で、地元の上田商工会議所はカプコンに感謝状を贈った。 発売後、ネット番組である出演者が「大河ドラマ『真田丸』主演の堺雅人氏が『戦国BASARA』の真田幸村を役作りの参考にしている」という発言があり話題になっていたが、後に本人がこれを否定していたことが伝えられている。 実際に参考にしていたのは『戦国無双』の幸村であるとのこと。なお、同シリーズは大河ドラマと正式にコラボした『戦国無双 ~真田丸~』という作品を開発・発売している。 こちらは本作と対照的に評判は良い。 その『戦国無双 ~真田丸~』の発売日前日の11月22日にカプコンは本作の大盤振る舞いセールを行った。発売して3か月も経たないのにセールを行うのは異例である。 本作のメディアミックス作品はほぼ無く、アンソロジーやコミカライズも無い。舞台版も2016年から『斬劇』というアクション面に主眼を置いた独自路線に進んだ。 ただし、2018年12月に行われた『斬劇』の公演は一部設定が本作に準拠しており(*14)本作と同じデザインの梵天丸と弁丸が回想シーンに登場するなど、なかったことにされているというわけでもない ダウンロード版の本作の容量は約13GB。『皇』は約30GBと半分以下となってしまっているが、この内容の薄さではむしろ納得か。 その後の展開 2017年に『戦国BASARA』シリーズ公式LINEの開設や『電撃マ王』にて山本真氏が監修した漫画が連載されたりコラボイベントを多数開催した。 2018年には公式アンソロジー『学園BASARA』がアニメ化。あくまでアンソロジー作品で原作とは一切繋がっておらず、前に放送した『戦国BASARA Judge End』からの評判の悪さと完全に戦国モノで無くなったことにファンは失望。再び酷評を受けてしまった。 評価が芳しくなかったためか『学園BASARA』を最後にアニメ展開は終了した。 2019年6月24日には新作スマートフォンアプリ『戦国BASARA バトルパーティ』の配信がスタート 本作の新武将の昌幸、信之、弁丸、梵天丸も登場している。 しかし致命的なバグや不具合の多さに評価を下げ続けた結果、2020年12月21日に1年半という短期間でサービス終了。『戦国BASARA』シリーズのゲームはこれが最後となった。 2020年には舞台版が新型感染症の影響で3月公演予定の新作公演が中止。以後新作の発表は無く事実上の終了となってしまった。 2021年以降はカプコンもシリーズ展開に限界を感じたのか現在は外部作品や観光名所とのコラボ、漫画(*15)・企画展・グッズ中心の活動のみで2022年5月31日には公式ファンクラブが閉会したことでメディア展開が縮小。 当時のプロデューサーである小林Pは『ファミ通』にて「15周年記念に向けて温めているネタがある」と新情報らしき発表するような宣言をしていたが、実際の内容は観光名所やコラボカフェなどといった小規模な発表だけでゲームについては一度も触れなかった。 個人のTwitterでも別作品の宣伝ツイートの拡散やプライベートでの投稿が中心に活動していたことに一部ユーザー達の間で「開発から退いたのでは?」との噂があった。 そして、その大方予想通りに2022年8月12日で小林Pが同年3月でカプコンを既に退社したと発表。そして中国のゲーム会社であるNetEaseに移籍したことも明かした。 退社理由は不明だが事実上シリーズを支えた責任者がいなくなった事で今後の展開は絶望的になった。 なお、本作のラストは「幸村の最後の戦いを以って戦国乱世は終焉を迎えた」という形で終わる。真田幸村の生涯を描くストーリーならこの結末を迎えるのも必然なのだが、結果として「シリーズ最終作」に説得力が出てしまう状態になってしまった(*16)。
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/796.html
※けんしんさま女設定の作品は、各完結にあります。 完結(エロス) 政宗 真田×女伊達『合縁奇縁』(合縁奇縁シリーズ1) 真田×(女伊達or女佐助)『愛別離苦』(合縁奇縁シリーズ3) 真田×伊達(女)(上の続編)『竜女乗龍』(合縁奇縁シリーズ4) 真田×伊達♀ 真田×女伊達・女佐助×女伊達『犬もくわねど』 (元親×毛利(♀)の真田側後日談)(合縁奇縁シリーズ6) 小十郎×伊達♀(真田×伊達♀の続編、強姦) 真田×女政宗(上の続編) 螺旋収束(真田×伊達♀、上の続編) 花影ワヤン(真田×伊達♀、上の後日談) あんたの奴隷のままでいい(小十郎×女伊達) 迷宮情死(幸村×女政宗) 炎の微笑(小十郎×女幸村、陵辱・緊縛) 幸村 佐助×女幸村(強姦) 伊達×幸村♀(強姦) 女幸村輪姦 佐助×幸村(♀) 政宗×女幸村 らぶ(政宗×女幸村 Rの続編) 政宗×女幸村 next(上の続編) 幸村に淫の手(うる☆オクラ番外) 幸村はじめて物語。(信玄×女幸村) あなたとわたし 花と草(信玄×女幸村) 絶倫師弟(信玄×女幸村) madness jealousy(佐助×女幸村) 巨乳ハンター(佐助×女幸村、忠勝×女家康) 佐助 幸村×女佐助『激情忍恋帳』(合縁奇縁シリーズ2) 信玄×女佐助 しのみて普通の女の子に戻ります(真田&女政宗&女佐助派生、小十郎×女佐助) めくらの恋(幸村×淫乱女佐助) しのみて新婚さんいらっしゃい(小十郎×女佐助) しのみて蜜月は危険なかほり(小十郎×女佐助) 花の名はもう呼べない(幸村×女佐助) 狐の尻尾(小十郎×女佐助) 元就 長曾我部×毛利(女)『日輪の...? 』 ザビー×サンデー(女)『毛利元就女性説』 明智×女毛利(陵辱)『駒達に愛の手を』 元親×女毛利 長曾我部×毛利♀『この胸いっぱいのオクラを』 元親×毛利(♀)『素直になれないのッッ!』(合縁奇縁シリーズ5 後日談) 元親×女元就←武蔵 うる☆オクラ(家康とホンダム←元親←女元就、政宗×女幸村から派生) 元親×毛利(女)『西海夫婦馬鹿善哉』 華(元親×女元就、微熱→真昼の夢の完結編) 愛の使徒(女サンデー×元親) 愛の使徒~逆襲編~(女サンデー受難編) オクラ様は赤面性(慶次×女元就) 続・オクラ様は赤面性(慶次×女元就) 愛の方程式(ザビー×女サンデー+ちょっぴりチェスト) 元親 瀬戸内のカイとゲルダ(毛利×女元親) 毛利×長曾我部♀ 毛利×女元親『雲泥万里の交錯』 泡姫の恋(元就×女元親←女政宗、※百合表現あり) クラムシェル(女政宗×女元親、女政宗&女元親ベースの単発話) 姫親が行く!(佐助×女元親。女元親×男毛利派生) 春、まだ遠く(元就×女元親) 家康 冬の夜長(忠勝×家康♀) 半兵衛 秀吉×半兵衛(女) 秀×半(女) 歪曲の果て(秀吉×女半兵衛、螺旋収束のスピンアウト) 長政 男市×女長政(性別逆転) 市(男)×長政(女)(性別逆転) 女長政受難記(男市×女長政の続編) まがいうた(女長政×女元就) 媚薬(市×女長政) 信玄 佐助×女信玄(佐助→(女幸村)の続き) 慶次 恋っていったい(幸村×女慶次+女佐助) 小十郎 秘め事(女小十郎×佐助) sadness jealousy(政宗×女小十郎) 光秀 女光秀×元就×女元親(鬼畜) 小太郎 木偶人形の夜(佐助×女小太郎) 完結(少しエロ) 忠勝×家康(女)『大阪・冬』 真田&女政宗&女佐助(真田×女伊達・真田×女佐助) 佐助×女風魔『蒼天疾風』(政宗×女幸村から派生) 秀吉×女慶次&竹中×女毛利 女政宗&女元親 『姉貴達はお年頃』 小十郎×女佐助 こいひとよ(小十郎×女佐助、螺旋収束シリーズの小十郎救済編) 上田城の虜(女伊達剃毛プレイネタより) 緊縛師弟(長宗我部軍×武田軍(女幸村・女信玄)) 微熱(学パロ、女光秀×女元就) 完結(エロなし) 政宗×女幸村 政宗×女幸村 R(上の続編) 前田家(半兵衛女) 政宗(梵天丸)×女小十郎 佐助→(女幸村)(政宗×女幸村から派生) 政宗×女幸村 後朝(政宗×女幸村 nextの続編) 歓喜の歌(上の続編) ご先祖様が見とる・・・。(氏政×女小太郎) いずれ生まれ来る日の為に(小十郎×女佐助派生、政×女幸・小十×女佐) 北部戦線異状なし(小十郎×女伊達、佐助×幸村(♀)派生) 閨の布団の真ん中で。(元就×女元親) 木苺譚(女明智と女蘭丸) 青へと縋る鳥の歌(女佐助→かすが) 佐助×女小十郎『忍び鴉と黒竜』 秀吉×女半兵衛 真昼の夢(元親×女元就、微熱の続き) おなごBASARA(小十郎×女政宗) おなごBASARA 前編(佐助×女幸村、おなごBASARAの続き) おなごBASARA 後編(佐助×女幸村、おなごBASARA 前編の続き) おなごBASARA 続(小十郎×女政宗、おなごBASARA 後編の後) おなごBASARA 続②(小十郎×女政宗、おなごBASARA 続の後) おなごBASARA 奥州最終話(小十郎×女政宗、おなごBASARA 続②完結編) 炎上(小十郎×女政宗) 完結(ほのぼの~ネタ) 瀬戸内の夫婦(避難所ネタ) はらきよなカイとゲルダ 長曾我部×女毛利(死にネタ) 島津←女顕如 女伊達剃毛プレイネタ→女伊達のネタ 三蔵けんにょ君(うる☆オクラ派生) 女元親×男毛利 がんばれ!うじまさちゃん(女北条若返りバージョン) 猿飛さすこのゆーうつ(学パロネタ、ほぼ全キャラ女体化) 脳筋師弟・対決!本願寺(女幸村・乳ネタ) 右目と左目(小十郎×女元親) 学パロネタ(女元就) 学パロおためし(小十郎×女佐助) 学パロって(女政宗&女元親) 学パロって(女政宗&女元親) 月の宴(島津×女元親×女政宗×女元就) 幸村×女慶次ネタ 恋華(女元親&女慶次) ザビ幸+佐助が見てる(女ザビー×幸村) 愛の伝道師(女ザビー×元就) 猫と鈴(島津×女元親×女政宗×女元就) 猫と行灯(ザビー×女元親×女政宗×女元就) 猫と行灯~やっぱりザビー様受難編~(ザビー×女元親×女政宗×女元就) 女中服とし(利家コスプレネタ) それぞれの食卓/割烹着ネタ(幸村×女佐助、政宗×女小十郎、元親×女元就) 紅白(半兵衛×女慶次) 蒼紅心中ネタ おなごBASARA 小ネタ(元親+女政宗、おなごBASARAシリーズ) おなごBASARA(小ネタ)(女元親+女政宗、おなごBASARAシリーズ) 花、綻べば(北条と小太郎(♀)) ある男の陰謀・序章(松永ネタ) ふぁっきんぐましーん(サンデー×にょ元親) 女光秀小ネタ 奥州Xmas大作戦(小十郎×女政宗) 甘い酒(島津×女元親×女政宗×女元就) ♀麿→元就(元就←女義元) 未完結 半兵衛♀×謙信♀のお試し(微エロ) 明智×毛利(♀) 半兵衛×秀吉(女) 市×女毛利『くらき安寧』 長曾我部×女毛利(市×女毛利の番外編)『潮の花』 佐助×女伊達 逢引(小太郎×女佐助) 花魁(女佐助と女幸村、カプ入り乱れ) 残照(女元就→小十郎×女政宗、グロ注意) 吼えぬ孤狼12(小太郎×女氏政)
https://w.atwiki.jp/commusoccerfb/pages/137.html
FC BASARA HYOGO FCバサラ兵庫 所属リーグ:関西サッカーリーグ1部(5部相当) ホームタウン:兵庫県/明石市 公式サイト 公式YouTube 公式Twitter 公式Instagram 公式Facebook
https://w.atwiki.jp/wsranking/pages/34.html
タイトルリスト 戦国BASARA(リスト)? 戦国BASARA弐 特徴 戦国武将ブームを巻き起こしたレッツパーリィゲーム。 原作ゲーム通り、圧倒的なパワーで盤面を制圧してゆく豪快な構成。 意外な伏兵イベント「川中島の合戦?」、CXトリガーで追加ブーストの“恋のかけひき”前田 慶次?、 スタンドロックの“軍神”上杉 謙信?など、パワー以外にもオモシロカードが多々揃っている。 エクストラの追加により、弱かった回収やサーチが強化され、 凄いテコが入った「秀吉」?軍を加え、熱い男たちはヴァイス坂を駆け上がっていく。 欠点としては、全体的にコストが重いこと。 トップデッキ 【青赤t緑_雷光】 “蒼い雷光”伊達 政宗?が主軸。青に加えて赤を入れることで回収強化を図る。場合によっては緑もタッチすることも。 CXさえ撃てばパワーは全デッキでも随一。推して参る・・・!?や竜と右目?といった優秀なサポートカードもある。 最近影が薄いが、“無限六爪流”伊達 政宗?も充分脅威。 その他のデッキ 【赤青武田軍】 “天覇絶槍”真田 幸村?+“戦神覇王”武田 信玄?が主軸。扉8枚体制もでき、バーンに回収にと無駄が少ない。 反面、Lv1帯のパワーの低さが欠点になりがち。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/1153.html
【作品名】戦国BASARA 【ジャンル】ゲーム 【名前】伊達政宗(BASARA) 【属性】奥州筆頭 【年齢】19歳 【長所】天下統一級の圧倒的人気の高い主人公 【短所】農民 【備考】設定年齢。ちなみにBASARAで設定年齢がはっきりとあるのはこのキャラと真田幸村だけ。 vol.2
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/1512.html
9v autolink() SB/S06-106 カード名:戦国BASARA カテゴリ:クライマックス 色:赤 トリガー:2 【永】あなたのキャラすべてに、ソウルを+2。 戦場ごとぶった斬れぃ! レアリティ:PR illust.土林誠 トライアル大会「戦国BASARA」参加賞 PRカードリローデッドキャンペーン2011封入
https://w.atwiki.jp/10932tb/pages/431.html
【種別】 俺、誕生! 登場人物・出演俳優 (登場人物) 【名前】 小太郎(10歳の良太郎) 【よみがな】 こたろう(10さいのりょうたろう) 【キャスト】 溝口琢矢 【登場話】 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! 【特異点・野上良太郎】 小太郎 2000年 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! 野上良太郎 2007年 TVシリーズ 放映リスト 野上良太郎(少年) 2009年(未) 仮面ライダーディケイド 第15話 良太郎(2058?) 2058年(未) 劇場版3 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン 【特徴】 2000年の時間の10歳の良太郎 牙王の罠にはまった良太郎はデンライナーをハイジャックされてしまい、ひとまずこの時代のミルク・ディッパーへ身をおく。 そこでよく覚えていない両親の事を知ろうと店に来ていた8年前の良太郎と出会う。モモタロスの記憶が無くなってしまった良太郎に憑依が出来なくなってしまい小太郎の体を借りて仮面ライダーミニ電王に変身した。 時を越える電車に興味を示し一緒に良太郎達と牙王を追いかける事になる。 現代の良太郎と区別するためハナが小さい良太郎から小太郎と呼び名をつける。 【関連するページ】 モモタロス レギュラーイマジン憑依一覧 仮面ライダーミニ電王 俺、誕生! 登場人物・出演俳優 劇場版 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生! 小太郎 溝口琢矢 福田産婦人科 良太郎(2058?) 野上良太郎 野上良太郎(少年) 関俊彦 M小太郎 M良太郎
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2397.html
PS2版が「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 依頼内容は「不安定/賛否両論/バカゲーが外された根拠、及び劣化点の加筆」です。 注意 このページでは、オリジナルである『戦国BASARA X』(不安定/賛否両論/バカゲー)と、同名のPS2移植版(劣化ゲー)を紹介する。 戦国BASARA X 概要(アーケード版) 本作の特徴(というか賛否両論点) 永久コンボ 援軍システム 問題点 毛利元就 伊達政宗 その他の問題点 評価点(?) 総評 余談 戦国BASARA X(PS2版) 概要(PS2) 変更点(PS2) 問題点(PS2) 評価点(PS2) 総評(PS2) 余談(PS2) 戦国BASARA X 【せんごくばさら くろす】 ジャンル 格闘ゲーム 対応機種 アーケード(System246/256) 販売元 カプコン 開発元 アークシステムワークス 稼動開始日 2008年4月9日 判定 ゲームバランスが不安定 賛否両論 バカゲー ポイント 『北斗』の再来クソゲーこそが褒め言葉格ゲー?いいえ戦国陸上です存在そのものがカオス元就様流石でござりまする稼働直後から過疎ゲーに原作ファンには黒歴史扱い 戦国BASARAシリーズ 果たし合え!燃え尽きるまで! 概要(アーケード版) 『戦国BASARA』シリーズのカプコンと『GUILTY GEAR』シリーズ等で有名なアークシステムワークスのコラボ作品。 …だったのだが、「開発は『北斗の拳』のチーム」との一報が入ると怪しい雰囲気となった。 そして、第1回のロケーションテストで人々が見たモノとは…。これに関してはニコニコ大百科参照。 本作の特徴(というか賛否両論点) 永久コンボ 『北斗』の再来と言うべきか、ほぼ全キャラが実戦投入可能な永久コンボ持ち(*1)。 本作の永久コンボは反復横跳び、フルマラソン、走り幅跳び、胴上げといった俗称で呼ばれ、ゲーム自体についた渾名は「戦国陸上」である。 トッププレイヤー達はあたかも呼吸をするかのように永久コンボを決めて画面を縦横無尽に跳ね回り、「戦国陸上部」「武将」「アスリート」などと呼ばれて恐れ親しまれている。 しかし、本作の永久コンボは「相手を倒せない」という特徴がある。 というのも、10Hit程度で入る大幅なダメージ補正と、それに比較して多い体力のため即死に至ることは少ない(*2)。 もっとも、相手がミスしない限りはそのままタイムアップまでもっていかれるので即死とあまり変わらず、コンボを食らっている側のプレイヤーはひたすらに暇。「永久食らってる間にジュース買いにいける」等と揶揄される。 あまりに待ち時間が長いため、一部プレイヤーは100Hitを超えたあたりでギブアップし、永久コンボを中断し補正を切った上で殺してもらっていたという逸話がある。 誤解されがちだが、補正は確かに大きいものの、実際の対戦でコンボが決まった時のダメージが少ないとは言い難い。研究が進んだ結果、真田幸村の「真田スペシャル」や長曾我部元親の「サマーループ」はプレイヤーのコンボ精度次第で3割超のダメージを叩き出すことができるようになり、豊臣秀吉やお市に至ってはワンチャンスから7割以上の体力を奪うことが可能となった(*3)。 このように研究が進んだことで、永久コンボの火力も当初からは全体的に伸びている。毛利や真田、慶次などは最低保証ダメージが高い必殺技を組み込むことができるため、現実的な範囲で即死を狙えるほどの火力を叩き出せる。 比較対象があの『北斗』であることに加え、稼動初期のイメージから「減らないゲーム」という認識が定着してしまったものと思われる。 当然ながら、これらの永久コンボの難易度は非常に高い。特にあるキャラの永久は練習中に誰もが一度は腱鞘炎になるなどと言われるほど。 永久コンボのみを語ればただのクソゲー扱いされて終わる程度のものなのだが、以下の「援軍」と組み合わさることで本作の異次元さが垣間見えてくる。 援軍システム Dボタン1つでの操作で各キャラ固有の援軍を呼ぶことができる。『KOF』におけるストライカーに近いものと捉えていい。本作における最重要システムであり、その内容や行動はここに書ききれないほど多岐に渡る。 援軍には1~100のレベルがあり、レベルが高いほど性能が高くなる。レベル50、100で性能が大幅に変化する。 レベルは時間経過で上昇していくが、仕様は少し複雑。試合中に最初に援軍を呼ぶタイミングが重要で、早く援軍を呼べばそれだけ早く援軍を使えるがレベルは低く、遅く援軍を呼べばそれだけレベルの高い援軍を使えることになる。 ただし、キャラによってはレベルが上がりすぎるとつながらなくなるコンボがあるため、ただレベルを上げればいいというわけではない。 また、援軍性能は要請した時点のレベルで固定されてしまう(*4)ため、操作ミス等で要請タイミングを間違えてしまった場合、その試合中はずっと低性能な援軍で戦わなければならない。 援軍には攻撃だけでなく「援軍カウンター」という『GGXX』のサイクバーストのような相手のコンボをカットさせる防御システムがある。 自身が食らい中に1ゲージを消費して発動でき、相手のコンボのみならず後述する一撃必殺技に対しても発動可能(*5)であり、基本的に相手のループコンボ・永久コンボから脱出する場合はこれを使う事になる。 しかしこれを使うと、成否を問わずに「援軍レベルが下がる」「援軍がしばらく使えなくなる」「使用回数に応じて援軍カウンターが弱体化していく」というペナルティがあるので、使いどころを間違えると大幅に不利になってしまう。 さらにこの援軍カウンターを防ぐ「援軍ブロック」というシステムもある。使用には1ゲージと少量の援軍ゲージが必要だが、成功すると相手を一時的に無防備な状態にでき、さらにコンボ補正が一度切れる(=コンボダメージが上がる)ので、成功すれば一気に有利になる。 これらの仕様のため、本作における永久コンボには『北斗』や他の格ゲーのような確実に試合を終わらせる連続技というだけでなく、相手に援軍カウンターを使わせることによって相手の援軍の使用を禁止させ、多対一の状況を強要することと、援軍レベルを下げさせることで相手の援軍性能を低下させ、火力や永久コンボ、立ち回りの性能を削いで試合全体の状況を有利にするという重要な意味合いを持つ。 永久コンボと援軍、そしてそれらに伴う立ち回りと状況判断こそが対人戦の駆け引きにおける最大のファクターであり、そもそも永久コンボを使えない事にはまともな勝負ができない。即ち永久コンボが基本コンボという凄まじい状況になっているのである。 もちろん永久コンボ以外にも有用なコンボはいくらでもある有るので、永久さえ習得すれば後は要らないと言う訳ではない。 また、基本的には永久コンボを眺め続けなければいけないのは何もできないor死んだ方が得な状況で致命打を食らっている場合ぐらいであり、先述したような「何もすることがない」という状況は割と少ない。 各種リソースに常に気を配り、コンボを狙いつつ相手のコンボを食らわぬように慎重かつ大胆に立ち回り、永久コンボに入った場合は正確な操作を要求され、永久コンボを食らった場合は状況を素早く判断して対処に移す。このように、ある程度の腕前以上になると退屈には程遠いシビア極まりないゲーム性になる。 前述の援軍カウンターや援軍ブロックも、外した場合は使用した側が不利になるため適当に振っていいものではない。特に援軍カウンターは相手本体と援軍両方に当たるタイミングで使用しなければ不利になりやすいので、基本的に永久を食らっている時は非常に難しい状況判断が迫られる。 援軍を利用した行動も多岐にわたり、「どのタイミングで援軍を要請するか」「どのタイミングで援軍を使用するか」「どのタイミングで相手のコンボをカットするか」などといった状況判断が果てしなくややこしい。 トッププレイヤーたちの間では「永久コンボを食らったが、コンボカットしても体力差的に逆転は難しいため諦めて死ぬ」「自分の援軍性能が目標に達したので、相手の援軍性能が上がり切らないうちにわざと死ぬ」「相手が援軍使用不可能なうちに死にたかったが、相手に読まれて殺してもらえなかった」などという異次元の駆け引きが繰り広げられている。 そして一番厄介なのが、こうした援軍システムの使い方・駆け引きを理解した先にこのゲームの本当の楽しさがあるという点。永久コンボも含め、とてもライトユーザーが気軽に手を出せるゲームではない(*6)。 問題点 毛利元就 …が、北斗のように出来の悪いクソゲーに見えて実は高次元で絶妙なバランスが取れているという幻想をあっさり粉々にするキャラクターが本作には存在する。毛利元就(通称:オクラ)である。 あの「ジョインジョイントキィ」ですらかわいく見えるほどの歴史的壊れキャラと名高く、戦国陸上部名誉顧問として武将(あるいは戦国陸上部員)達の尊敬と憎しみを集めている。 + 毛利元就の性能について 援軍「毛利軍」 まず全キャラ中ダントツでゲージ効率が良い。他のキャラが3回連続までしか使えない援軍を6~7回連続くらいは平気で使える。 援軍レベルの上昇も圧倒的に速い。本作には援軍の性能が特殊で制約が多いキャラは援軍レベルの上昇が速いように調整されているのだが、それすらもぶっちぎって全キャラ中最速である。 援軍の性能も猛烈に高い。中でも特にぶっ壊れているのが「令・槍兵前進」である。 本体の後ろから槍を持った兵士を突進させる技なのだが、これが「出がかり2F無敵」「コマンドいらずのワンボタン入力」「本体はノーモーション」「発生保障つき」「強判定かつ高威力」という素敵な性能を誇る。画面端に追い詰められても援軍ボタンを連打しているだけで切り返せてしまい、一発刺さればそこから永久コンボに移行可能。 その上出てきた槍兵は本体で殴って飛び道具にすることもでき、ついでに自分のパワーゲージが増加する。名無しの雑兵ってレベルじゃねーぞ! 毛利の同キャラ戦ともなればもはやSTGと言った方が適切であり、お互いに距離を取って槍兵を出しまくり吹っ飛ばしてゲージ回収をしつつ事故を待つという地獄絵図が展開される。画面内を血飛沫のように槍兵が飛び交う様は「戦(IKUSA)」と称され、「どっちの槍兵だよ」と叫びたくなること請け合い。 ちなみに、槍兵どうしがぶつかると大方は相殺して終わるのだが、時たま片方の槍兵が一方的に勝つという不思議現象が起こる。戦国陸上部の解析班によると、槍兵は走行中に攻撃判定が上下しており(*7)、ぶつかった瞬間攻撃判定が上にある方が勝つということらしい。このため、 オクラ同キャラ戦は対策出来ない運ゲーと化している 。 本体の性能 「ここまで酷いのなら援軍がいなければ最弱なのでは?」そんなことは一切ない。本体性能も最強クラスである。 通常技はリーチと判定に優れた技を取り揃えている。特に長いリーチと凄まじい判定と隙の無さを併せ持つしゃがみBは超強力で、これをぶんぶん振られるだけで地上戦が終わってしまうとまで言われることも。 そして凄まじい判定を持つ上に発生が異常に速い立ちBや前方3キャラ分ほどに加えて真上付近をもカバーする恐ろしい判定の広さを誇り、さらに上半身無敵が付いているエリアル攻撃などを持つことから対空がこれまた超強力。前述のしゃがみBで地上戦を嫌がって相手が飛ぶと、今度はこれらの強すぎる対空技で叩き落せてしまう。 さらに本体の喰らい判定がやたら小さく、専用のコンボを組まなければコンボが非常に失敗しやすい。後述の先の手「発」などの存在もあって、援軍がいなくても普通に戦えてしまう。 トキはナギッが無ければ弱キャラと言われている(*8)他、某武将曰く「トキと毛利では毛利が8 2有利」とのこと。それくらい異常に強いのである。 一応、単体では切り返しがガードキャンセルくらいしかないという弱点もある…のだが、このガードキャンセルがエリアル攻撃と同モーションで非常に範囲が広く、ガードされても硬直差が-2Fしかないので反確を取れる技が異常に限られるとこれまた超強力。無法にも程がある。 先の手「発」 ガード不能で持続が長く、当たれば追い撃ち可能という設置技。 画面端でダウンを奪ったら設置技→追い撃ち→ダウン→設置技のループでほぼ勝利が確定する。 「伊達政宗」「前田慶次」「長曾我部元親」はバックステップの無敵時間がこの設置技の持続時間より短いため、起き上がりに合わせられると実質的に回避不能。他のキャラについても毛利側がミスしない限り回避は極めて困難であり、「常識があればこんな技は実装しない」とまで言われる超絶なクソ技である。 なお、古参陸上部の証言により、ロケテの段階ではガード不能属性がなかったことがわかっている。つまりこの技は調整ミスや調整漏れの類ではなく、調整した結果こうなったのである。アークの開発部は本当に何を考えているんだ…。 なお、ロケテの発は相手が近くにいると爆発する地雷方式の技であり、発の上に待機した元就がとんでもなくウザかったとのこと。 その一方で、「上杉謙信」は下段技のはずの小足が驚きの中段判定という訳の分からないバグを所持していた(*9)のだが、ロケテから正式稼動に至る段階で修正されている。どうしてこうなった。 禁じ手「縛」 相手の援軍使用を禁止するという特殊効果を付加する超必殺技。先のシステム説明を読めばこの効果がどれだけヤバいものかは簡単に想像できるだろう。 この技をコンボに組み込んだ上で追い討ちをかけ、前述のガード不能ループや永久コンボにもっていくことが可能である。こうなってしまったら毛利側がミスしない限り脱出不可。いったいこいつをどうしろと。 毛利軍終局采配 本作にもアーク恒例の一撃必殺技システムとして「一撃BASARA技」が存在する。決まると演出と共に初代主題歌「crosswise」が流れ、BASARA K.O.となる(*10)。 しかし、「スタイリッシュポイントが一定値に達したあと、一撃準備という前動作を挟む必要がある」「一撃必殺技を発動しても暗転を見てから援軍カウンターで割り込まれる」という点から対戦で一撃必殺技を決めるのは非常に難しいのだが毛利だけは別。 援軍使用を禁止した上で「戦国フルマラソン」と呼ばれる永久コンボに移行し、吹き飛び中に一撃準備を仕込むことで、一撃技による感動のフィナーレを迎えることが可能となっている。このため「オーモーイーガー」の発生元は今なお9割方毛利である。 このゲームの一撃技は全体的に地味なのだが、毛利だけは例外で、他のキャラと比べても異常なまでに派手で手が込んでいる。こうした事情から、「スタッフが意図的に優遇したキャラ」と言われることもある。 これらの性能をフル活用する事で、「画面上を容易く制圧→しれっと『発』を絡めたガー不連携→『縛』で脱出手段も封印→脱出不能な『発』永パ完成」という流れにいともたやすく移行可能。 要するに、他のキャラが「援軍を絡めた触り合い」「永久コンボとカウンターによるリソースの駆け引き」などと真面目に勝負を頑張っている中、一人だけ全く別の高次元からゲームを粉砕している。これこそ毛利だけが絶対的に君臨する所以である。 一応、毛利にも(当然ながら)比較的簡単かつ始動も容易な永久コンボは存在しているのだが、それを使用する必要など全くない。 永パのほうがコンボ補正を切れるぶん減りやすいし、操作も簡単。永久コンボなどわざわざ選択するよりも確実に勝てるのである。そのため、毛利の永久コンボは舐めプとさえ称される。永久コンボやぞ こんな毛利に他のキャラを使って勝つ方法は「援軍が来る前に速攻で1R目を獲り、そのまま押し切る」ことのみ。 しかし、このゲームはキャラ本体の攻撃を当てるだけではかなり多くのヴァイタルソース(回復可能体力)が残る仕様となっている。これが災いし「開幕から必死に攻めて体力ドットまで追い詰めたのに毛利の援軍が来て巻き返され、コンボされてる間に体力半分くらいまで回復されてた」なんてこともザラ。 そしてそもそも、毛利の援軍がLv100になるまでの時間的猶予は約50秒。その短時間さえしのげば、毛利側は自然回復と高火力な永パを行使できるため、どうとでも逆転できてしまう。 「毛利戦は体力1割まで追い詰めたとかじゃ全然惜しくない」などという名言も生まれた。体力1割まで追い詰めたとしても、毛利の圧倒的優位はまったく揺るがないのである。 あまりのぶっ壊れた性能から、全キャラに最低でもダイヤグラム7 3以上の有利を付けられるとされる。 あのトキでさえ研究が進むにつれ「突き抜けた壊れキャラではない」という結論に至ったにも拘わらず、毛利は「どんな戦法が見つかろうが毛利一強は絶対に揺るがない」と断言されるほど。それどころか「毛利にはまだ伸びるところが沢山ある」とまで言われている。やめろ。 一部キャラとはもはや対戦が成り立たないレベルのキャラ差があり、毛利乱入は「さっさと終わらせて飯食いに行こうぜの合図」などとまで言われている。 そんなオクラの抱える数少ない欠点は「相手が簡単に死にすぎる」事である。 勝てば勝つほど流れ作業的になって行き、オクラを使っての野試合は自分が飽きるのが早いか、対戦相手の根気or資金が尽きるのが早いかというマネーゲームの様相を呈する。 「毛利は金で殺す」とはある古参武将の弁。これ福本のギャンブル漫画じゃねーから! と言うより、勝てば勝つほどどころかまず誰も対戦してくれない、という事態は頻繁に起こる。CPUは友達! そういった事情もあり、これだけ簡単に勝てるキャラながら、初心者が使う上でも全くお勧めできない。 対戦をしてもらいづらい土壌もさることながら、いざ対戦になっても全く手加減をしてもらえない。たとえ初心者だろうが毛利相手に手加減などすれば、敗北するのはこちらだからである。 真面目な理由としても、こんなバランスの悪いキャラを使っても、このゲームのノウハウを学ぶことは難しい。他のキャラを使用する経験としても大して有効ではないと言える。あと新たな毛利使いを生み出したくないという政治的理由により老舗攻略サイトから毛利の攻略情報が丸ごと消えた等の事情もある。 また、「選んだ時点でめんどくさい顔をされ、勝っても白い目、負けたら"毛利使って負けた道化"扱い」というヒール役になりやすいため、「使い続けるには鋼鉄のメンタルが必要」「 真にキャラ愛が必要なのは伊達より毛利 」とも(やや冗談交じりに)言われる。あまりに簡単に勝てるキャラを使い続けるにはある種の精神力が必要なのだ。 伊達政宗 逆に伊達政宗(通称:農民、バナナ)はそれとは正反対の超絶弱キャラ。原作ではメイン主人公の扱いであるキャラクターを最弱にするとはある意味恐れ入る。 「攻略サイトで"絶対に本キャラにしてはいけない"と書かれる」「レシオ制大会で前代未聞のレシオ0」「ランダムセレクトで伊達を引いてギャラリーから"ざまあ"の大合唱」など、逸話には事欠かない。 + 田舎農民の弱さ 「飛び道具」「無敵対空」「突進技」「当身」といった格ゲーの基本要素を網羅したスタンダードなキャラなのだが、どれもこれも他のキャラの下位互換。悲しいほどの器用貧乏さにより「1人だけゲームに参加できていない」「武士じゃなくて農民が混じっている(足軽ですらない)」とまで言われている。 彼を象徴するのが無敵対空技の「DEATH FANG」。溜めの後に片腕を振り上げて上空に突き上げる昇竜拳タイプの技なのだが、無敵が振り上げ初めつまり攻撃判定が下の方の時に消える上「ヒットしても援軍でフォローしなければ受身から反撃される」という斬新な性能であり溜めのポーズがガッツポーズに見えるのもあって「あれはただのガッツポーズ」などと言われてしまっている。 「ガッツポーズに無敵がついてるとか高性能すぎる」という意見も一応ある。 一方「真田幸村」の無敵対空技である「虎炎・参」は極めて長い無敵時間を持ち、カウンターヒットから永久コンボに移行することもできるという無法な強さを誇る。原作では対等のライバル関係なのに…。 その上座高が「本多忠勝」「豊臣秀吉」に次いで3番目に高く、昇り中段が刺さりやすい。陸上部員からは「農作業のしすぎで腰を悪くしたから」と言われている。 そして一番の問題は「永久コンボがキャラ限定かつゲージ必須」ということ。他のキャラがワンチャンスから永久コンボに持ちこんで勝利を確定させられる中、彼は何度も読み合いに勝ってターンを奪い、体力を削り切って勝たねばならない。 無理矢理探せば「単発の火力自体はそこそこ高い」「中段攻撃が全キャラ中唯一ジャンプキャンセル可能」「一撃技がオクラに次いで使いやすく、ほぼノーモーションで撃てる上に範囲も横一直線と広い」といった長所はあるが、永久コンボができて当たり前の戦国陸上界においては「だから何?」というレベルの話でしかない。 一応フォローしておくと、普通の格ゲーに出ていたとすれば少なくともダントツの最弱キャラでは無く、そこそこ戦えることが某界隈で実証されている。え?格ゲーじゃないのかって?本作は戦国陸上です。 ちなみに「農民」の由来は「武士と言えるほど強くない」から。「バナナ」の由来は「兜の装飾がバナナに見える」「ゴリラ(秀吉)にめっぽう弱い」から。 一時期、前田慶次が最弱の座に位置していたが、慶次に強力な永パが発見された事でめでたく伊達が最弱に返り咲き今に至る。因みに、慶次最弱説が流れていた頃も古参プレイヤーからは「伊達最弱の方が面白いから伊達でいいよ」という政治的理由で伊達は慶次とともに最弱と呼ばれ続けていた。流石奥州筆頭、貫禄が違う。 「高すぎるキャラ性能に振り回されてしまう」「秀吉戦は限りなく詰みに近い五分」などという名言もあり、「強さはどうでもいい。かっこいいから使う」と言い放つプレイヤーもいるなど、ネタ的には非常に愛されている。そこは腐っても原作での人気ナンバーワンキャラといったところだろう。 実際に大会で伊達を使ったプレイヤーが優勝したこともあったりする。 一応「前田慶次」相手には5分からやや有利がつき、多くのキャラを苦しませる「真田幸村」相手にも6 4不利程度で済んでいる。「長曾我部元親」「本多忠勝」あたりは確実に7 3不利以上がつくが、永久コンボ対応キャラということもありプレイヤースキル次第で「果てしなく遠いがワンチャンは一応ある」と言われている。 「豊臣秀吉」相手は前述の名言通り、このゲームにおける詰みカードの一つとして知られる(*11)。毛利相手については言わずもがな。ワンチャン?ありません。 伊達の弱さは原作ファンから批判される原因のひとつとなっていたが、最近では原作ファンからも「ボコボコにされる政宗かわいい」との声も聴こえるようになった。 その他の問題点 『北斗』と同じく、やっぱりキャラは10人しかいない。キャラゲーを原作としていることもあって、この点は特に批判が多い。 本作では援軍システムが中核になっているため、援軍として登場しているキャラも含めればそれなりに数は多いと言える。 バグ、フリーズが非常に多い。 ただし、フリーズはともかくバグについては戦法として活かせるものも多い。 一撃必殺技が北斗に比べて非常に演出が地味であり、「手抜き」と揶揄されることが多い。 全キャラが地味と言う訳ではなく、かなり派手な上にネタとしても面白い「真田幸村」「毛利元就」を筆頭に、そこそこ派手な「本多忠勝」「織田信長」、技自体は地味過ぎるがその後の専用勝利演出が派手な「前田慶次」など、凝っているキャラもいる。 また、家庭用追加キャラの二人も、「片倉小十郎」は非常に地味ではあるがむしろそれがキャラに合っていて逆に高評価。「竹中半兵衛」はネタ的な意味で幸村と並んで神がかっている。 一方、「お市」「長曾我部元親」「豊臣秀吉」「上杉謙信」の地味さはフォローしきれない。特にお市の地味さは凄まじく、また謙信の「最後に上昇したかと思ったら何もせず終了」と言う肩透かしぶりも良く言われるところ。 「伊達政宗」は地味と派手の中間ぐらい。とはいえ一撃技の中では射程が長く性能は良い。 評価点(?) キャラの一強一弱は揺るぎないが、それを差し引けばいろいろぶっ壊れていながらも大体のキャラが実戦で戦えるバランスにはなっている。最近の研究によって真田幸村がランク2位(*12)につけているものの、 それ以外のキャラ同士に関しては相性次第であるとされている 。 毛利・伊達・真田を除いた7キャラには必ず1人以上天敵となるキャラが存在し、チーム戦での被せ合い(オーダー)の駆け引きが非常に熱いため、プレイヤー間では団体戦向きのタイトルとされている。 ルールによっては最強の毛利(鬼札)も最弱の伊達(様子見・鉄砲玉・道連れ用)も非常に重要なポジションを担う事になるので、寂しい思いをする事もなく大いに盛り上がれる。 なお、毛利がいる場合は当然のごとく各軍の大将を任されることになり、他の面子は「捨て駒」と呼ばれる。毛利からすれば真田だろうと伊達だろうと別に大した違いはないのである。元就様流石でござりまする。 もっとも、「戦えるバランス」というのは本作の相当難解な仕様を把握し活用できることが前提である。バグ・永久コンボ・援軍絡みの戦術といった戦国陸上のレギュレーションを正しく理解していなければ、たとえ毛利を使っていても何もできないままやられてしまう。こういった点においてはまさに『北斗』にそっくりである。 逆に言えば、戦国陸上のレギュレーションを正しく理解していない、或いは理解したくてもハードルが高すぎて理解不能に陥ったが故にクソゲーという判断を下すプレイヤーも多い。 極まったレベルの対戦は『北斗』と同じく格ゲーの常識を超越した現象が頻繁に起こる。このため、傍から見ている分には非常に面白い。 特に「お市」の人気は高く、「小足から即死コンボ」「登り中段から即死コンボ」「無敵昇竜割り込みから即死コンボ」「ブロッキングから即死コンボ」と圧倒的なエンターテイメント性を発揮している。中でも永久連続ガード連携である「フンフンディフェンス」のインパクトは凄まじいものがあり、ガードしているのに普通にコンボ当てるよりも体力を削って即死させるという戦国陸上の真髄を味わうことができる。 もちろん、そんなに無茶な永久があるからと言って強すぎると言う事はない。何かがおかしい。 BGMの評判はそこそこ高い。サウンドトラックも発売されている。 アークゲーの例に漏れず、キャラ絵のクオリティは非常に高い。線画担当は『BLAZBLUE』の森氏。 キャラが非常によくしゃべる。何もしていなくてもしゃべりまくる。ゲームを丸々一本作れるほどの容量をボイスに費やしているとさえ言われるほど。 戦闘中の特定の状況で発生する台詞は一方がしゃべった後、もう片方が返すようにしゃべるという掛け合いのような形式になることもある。さらに、これらの台詞の多くは相手のキャラによって変化するというかなり手の込んだ仕様となっている。 OPの出来が本当に素晴らしい。『英雄外伝』のものと比べてもクオリティの差は一目瞭然である。 ちなみに制作はSTUDIO4℃が担当。「プレイされてない時に流れるムービーの出来がいい」というのはある意味皮肉ではあるが。 そして主題歌(およびBASARA K.O.ジングル)に初代のテーマであるT.M.Revolutionの「crosswise」が再び起用。ハイクオリティのアニメが人気曲をバックに流れるこのOPはファンにとっては正に感動ものである。 総評 総合的には『北斗』同様に「印象に残る面白いクソゲー」「愛されるクソゲー」であるとされる。 クソゲーといわれるとネガティブなイメージが付きまとうが、本作のソレは寧ろ褒め言葉であり壊滅したバランスそのものを楽しむゲームとも言えるだろう。 しかしその領域に達するには尋常ならざる努力が必要であり、初心者にはハードルがあまりに高すぎる。 それどころか中・上級者も頭を抱える複雑怪奇なゲームシステムが、女性やライトユーザー層のファンに拒絶された部分が大きい。 基本コンボからして難易度が高く、『ギルティギア』『北斗の拳』等に慣れた人間でも繋ぐのが難しい。 それに加えて減らない永久コンボ、異常に強い毛利、全体的な作り込みの甘さといった問題がコアゲーマーをも呆れさせた。 あっという間にゲーセンから撤去され、各都道府県・各地方のゲーセンから"1つ"見つけることすら困難な状況となっている。 結果同じく世紀末ゲーに分類されている『北斗の拳』ほどの評価は得られず、ほんのごく一部、ある意味で"極まった"格ゲーマーくらいしか遊んでない状態であり、原作ファンは"ほぼ皆無"に等しい。 とはいえ北斗の後継作として見られる事の多い本作だが、北斗と比較してディスるのは避けるべきである。 少しの共通点で劣化版のレッテルを安易に貼り付ける風潮は宜しくない。 そんな中でも一部のプレイヤーによって研究・対戦・布教が続けられ、現在では幾らか対戦事情は持ち直しているのだから。 余談 余りにトンデモない内容のため、カプコンを怒らせたとも言われ、原作ファンの一部からは黒歴史認定されている(*13)。 しかし公式サイトの『戦国BASARA』シリーズ表にもきちんと記載されており、『3』では本作オリジナルの技を一部逆輸入している等、公式に黒歴史認定されたという訳ではなさそうである。2011年1月のファンイベントでも紹介された。内容は伊達と毛利の会話だったとか…。 格闘ゲームは熱心なプレイヤーが特に多いジャンルであるが、その中でも本作のプレイヤーの本作にかける熱意はそれはそれは凄く病人とさえ呼ばれるほど。ここまで愛してもらえれば開発スタッフも冥利に尽きることだろう。 この手の過疎ゲームの常として、トッププレイヤーは東京に一極集中しており、対戦環境が整っていない地域も多い。そもそも東京でさえろくにインカムが稼げず、対戦しようにも筺体を置いているゲーセンを探すのが一苦労という有り様であった。 そんな中で筺体撤去の恐怖に耐えつつ孤独に走り込みや研究を続けてきた地方プレイヤーの一部は完全に手遅れな領域に達してしまい、「灰皿に1万円分の硬貨山積み」「40連敗しても笑顔」「東京まで(新幹線で)たった3駅です」「対戦のために新潟から一騎駆け余裕でした」「布教のために家庭用を5つ所持」「対戦が楽しすぎて財産20円」と数々の伝説を産み出している。 そしてついには海を越えて中国より武将が来襲するに至った。曰く「(飛行機で)一本です」。このように、プレイヤーの病気っぷりということなら圧倒的に他の追随を許さないゲームである。 中でも特に本作の熱烈な愛好者として知られているのが「クソル」というプレイヤー。 闘劇 09においてタツカプで優勝した際に、優勝者インタビューの時間約5分をほぼすべてこのゲームの宣伝に費やした ことはあまりにも有名。 その成果があったのかどうかは不明だが、闘劇 10の種目として一時的に採用された。一番驚いたのが当の陸上部員たちであったことは言うまでもない。 憶測が憶測を呼び、「タツカプ覇者が闘劇優勝賞品の"何でも願い事が1つ叶う権利"を行使した」という説まで飛び出したほど。当の本人はしっかりと全国一番乗りで闘劇出場を決めており、彼の戦国陸上に対する愛の深さが窺えるエピソードとなっている。 当初は「ワンチャンオクラ16人まである」「そもそも地方予選ができるのか怪しい」などと言われていたが、江戸在住の戦国武将による布教兼遠征や隠れ地方武将たちの奮戦もあり、各地で熱い予選が繰り広げられた。 ある予選では参加者が4人しかいない(そのうち2人は記念参加)という有様だったが、一応その予選で勝ち上がった武将も有名な格闘ゲームプレイヤーで腕は確かである。 闘劇本戦も「いきなり筺体が故障」「初戦から家康誘拐(*14)」「画面が変わったらオクラがマラソンしていた」など数々の珍事・伝説を残し、大きな盛り上がりを見せた。 1回戦でオクラ2人が沈むという波乱もあり、決勝は全一オクラ使いVS全一秀吉使いという組み合わせに。それでも結局はオクラ側が勝ち、ヤジや声援が飛び交う中でにこやかにコンボを完走しての閉幕となった。 2012年春、米国で開催された『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』の大会に参戦。日本最強のUMVCプレイヤーと呼ばれていた彼は、現地でも指折りの強豪と名高いプロプレイヤーと当時の強チームを正面から打ち負かし観客の度肝を抜いた。堂々勝ち名乗りを上げる彼の手には本作のPS2版ケースが! これで勢いに乗ったのか、その後も彼は次々と現地のトッププレイヤー達を蹴散らし、なんとなんと優勝(*15)してしまった。大会終了後は現地プレイヤーにお金と威信を賭けてのマネーマッチを挑まれまくったものの、本作での対戦を薦めて逃げ切るという、はたから見ればおちゃめな撤退をしたとか。 戦国BASARA X(PS2版) ジャンル 格闘ゲーム 対応機種 プレイステーション2 発売元 カプコン 開発元 アークシステムワークス 発売日 2008年6月26日 定価 通常版 6,290円限定版 8,390円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 劣化ゲー 概要(PS2) プレイステーション2への移植版。 変更点(PS2) 追加要素として「片倉小十郎」と「竹中半兵衛」が使用可能になっているが、この2人も当然のごとく実用的な永久コンボを持っている。 そして小十郎は明らかに伊達より強く、主君の立場がまるでない。しかも「本体性能自体は問題無いが問題は援軍の伊達が弱いこと」と言われているなど、ここでも確固たるネタっぷりを披露している。 竹中半兵衛に関しては、全キャラ共通のスタイリッシュポイント(溜まるとパワーゲージの増加率が上がる他、相手を一発で葬る一撃BASARA技が使用可能になる)が獲得できる行動をしてもポイントが加算されない物があり、一撃BASARA技のロックが外れるとフリーズする、宇宙旅行していても絶対に途中でズレて落ちるなど、作りかけ感が凄まじい。 アーケード版には画面外に天井があるのだが、家庭用には存在しない。このため、「宇宙旅行」と呼ばれる永久コンボが成立しなくなるケースが増えてしまい、家でアーケード同様の対戦をするには問題がある。 厳密に言うと、二段ジャンプや空中ダッシュで高度調整を行うコンボレシピが成立しなくなる。高度調整を行わないレシピならば永久となるため、宇宙旅行自体が全部不可能となる訳ではない。 ゲージ増加量がアーケード版より多い(*16)他、長曾我部元親の小判獲得レートの持ち越しがない、織田信長の慟哭スル魂・波動の判定の大きさが違う、お市戦での当身フリーズが修正されているなど細かい差異があり、コンボやゲージ回収量の最終確認は実試合・アーケードで行わなければならない。 問題点(PS2) アーケード版にあった本多忠勝の飛行突進KO、本多忠勝・上杉謙信の援軍アシストで長曾我部元親のカラクリ兵器を破壊した場合のフリーズ現象は修正されているが、本多忠勝・竹中半兵衛に新たなフリーズ現象が出てきてしまっている。 これ以外にも、初期型付近の古い型番のPS2では織田信長使用時にトレーニングモードでフリーズが頻発するなど、バグ・不具合の多さは払拭できず、良移植とは程遠い。 また、トレーニングモードもアーク家庭用恒例の不親切極まりなさで、援軍レベルが非常にコンボ面で重要であるにもかかわらずLv指定が0、50、100しかない。ガードの指定もランダムガードや、特定方向のみのガードなどの指定がなく、連携の練習にはメモリー機能を駆使しなければならない。 例えば、援軍Lv55から成立するコンボを確認しようとすると、「メニュー ⇒ 援軍Lv50固定 ⇒ 戻る(援軍Lv50が適用される) ⇒ メニュー ⇒ 援軍Lv増加通常 ⇒ 戻る(援軍Lvが50から増加) ⇒ Lv55まで待つ ⇒ 要請 ⇒ メニュー ⇒ 援軍ゲージ量無限 ⇒ 戻る(援軍が即到着)」として初めて確認できる。やってられるか! 評価点(PS2) 既存のコンボを練習する分には全く問題ない移植度なので、ゲーセンデビューを考えているならば買って損はない。 総評(PS2) 『北斗』と同様アーケード版に忠実な移植とは言い難い。何故こうも移植で失敗するのか。しかも北斗と異なり、本作はアーケード版の使用基板がPS2の互換基板である。その割にいくらなんでも劣化が目立ってしまっている。 しかしアーケード版を設置しているゲーセンが稀少な上、必修コンボ難度がかなり高いゲームのため、戦国陸上部に入部したいならば必携の品と化している。 余談(PS2) 初回限定版にはおまけとして豪華声優陣による読み上げボイス付きかるたが付属している。これがかるたのくせに「読み上げるフレーズの最初の文字と取り札の文字がまるで一致していない」「本編に登場していないキャラが平然と絵札にいる」「稀に見る"ん"の札あり」という強烈な仕様であり、本編に負けず劣らず油断のならないバカゲーとなっている。 そしてこれ自体でも某ゲーセンで大会が2度行われており、第1回は動画も公開されている。いい大人が元日のゲーセンに集合し、顔出しでガチのかるた対決をやっている姿は各所に衝撃を与えた。 そんな魔窟ぶりか、攻略サイトにもきっちりかるた攻略が載せられているとか。恐るべし、戦国陸上部。